【感想・ネタバレ】僕たちのLIFEシフト 「戦力外通告」をプラスに変えた転職の思考のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年09月07日

年末の人気番組の一つ「プロ野球戦力外通告」。

華やかなプロの世界から「無職」になってしまった男たちを追いかけるドキュメント。

著者もこの本に登場する元選手たちも、一度はその「戦力外通告」を受けた男たちだ。

だが、この本には全く悲壮感がない。

著者自身、現役時代から親会社がDeNAであったとい...続きを読むう環境を活かし、学んでいた。

そして引退後すぐに「起業」し、今日に至っている。

馬肉を専門に扱う会社に就職した、ベイスターズの代打の切り札にして元選手会長の下園辰哉。

タイガースを戦力外通告後、初のプロ野球選手出身の公認会計士となった奥村武博。

ペーチェット病と闘いながらジャイアンツの育成選手となり、球団職員を経て大手外資系コンサルティング会社「アクセンチュア」に就職した柴田章吾。

ベイスターズのブルペンキャッチャーから、顧客関係管理のクラウドアプリケーションを提供する外資系企業「セールスフォース」に就職した松下一郎。

ベイスターズ、楽天イーグルス、アメリカ独立リーグを経て、実兄とともに大阪で「焼き肉39ごりら」を経営する藤江均。


プロ野球を戦力外になったことだけが取りざたされるが、もともとプロ野球選手になれたことこそが凄いこと。

野球という複雑なルールのスポーツの最高峰のレベルに一度はたどり着いた男たち。

圧倒的な身体能力と、明晰な頭脳と、コミュニケーション能力がなければ、プロの目にはとまらない。


一人ひとりが、「戦力外」という挫折すら武器にして、本当にやりたいことを掴んでいく。

迷っている時間があったら、一歩踏み出せ。

ピンチはチャンスだ。

そのためにも、自分自身を正確に把握せよ。

その生き様は、刺激に充ち満ちている。

生きる元気、前に進む力が沸き上がってくる好著。

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Posted by ブクログ 2022年02月26日

・「こんなことなんでやらなきゃならないんだ」とは考えない。
・最悪なのは失敗したことではなく、そこから何もせず動けなくなること。
・とりあえず動いてみる。走りながら考える。
・自己分析がきちんとできて、目指す着地点が明確になっていれば、努力に応じて運はついてくる。

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