【感想・ネタバレ】ルース・スレンチェンスカ 九十四歳のピアニスト 一音で語りかけるのレビュー

あらすじ

4歳でデビュー、ラフマニノフやバックハウスなどの指導を受け、神童・天才の名をほしいままにした米国生まれ、94歳のピアニストが語る、苦難を乗り越え続けた奇跡の生涯。

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Posted by ブクログ

ピアノと人生について、書かれている。
一生涯を読みやすい一作にまとめ上げていただいてありがとうという気持ちになりました。
音楽と人生についての参考になり、どのような人生が素敵なのかよく考えらせられる本でした。
ただかなりの努力家なので盲腸になったり胃潰瘍になったりしているので自分はそうならないようにと考えられさせられました。
本としてはすごく読みやすくおもしろい本です。

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2022年12月03日

Posted by ブクログ

巻頭の2ページに心惹かれて、読み進めた。

「コンサートは、自分がどんなに上手かをみせるものじゃないんだ。聞きに来た人が、音楽ってこんなに美しいものだったのかと思いながら帰れるようにしなくちゃダメなんだ」(中略)
「音楽という美しいもの」を人と分かち合う、それが演奏なんです。
┅┅
全ての芸術に通ずるこの基本的な考え方を、ややもすると忘れてしまう。
「どうだ!」と自分から溢れ出すものを見せようとする、あるいは、自分のアイデアを見てもらいたい、が前に出ている┅そういうものを見聞きした時、「素晴らしいけれど、何か違う」と思ってしまうことが多かっただけに、なるほどと合点した。

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2022年11月27日

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