あらすじ
私たちは、大人になるにつれて
「やるべきだ」「せねばならない」
といった文句に脅かされすぎてはいないだろうか――。
「やめる」ことは、逃げでもなんでもない。
それをやらなくたって、死にゃあしない。
自分なりの「しないこと」を考えてみれば、
人生はきっともっとラクに、自由になる。
現在39歳の人気文筆家が、
40歳までに「やめること」を綴った
等身大エッセイ!
*目次より
・ハイヒールをやめる――不必要な背伸びをしない
・年齢を数えるのをやめる――迷うのは30代で終わり
・服を買うのをやめる――素敵な人の、引き算を真似る
・髪を伸ばすのをやめる――未練を断ち切り、ラクになる
・ポイントカードをやめる――異星人になってみる
・節約をやめる――もっと身軽になるための出費
・お酌をやめる――ルールを作り、置き換える
・年賀状をやめる――意識をアップデートする
・家事をやめる――賢くプロに頼る
・人づきあいをやめる――人間関係の再分類を
・満員電車に乗るのをやめる――しがみつかずに生きる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
作者の言葉をお借りして「それをやらなくたって死にゃしない」この一言に尽きる。「自分自身がやりたくて続けている事はいくつあるか?」その投げかけにハッとさせられました。
『する決断はしない決断と表裏一体。(中略)何かを始めるのに、そしてやめるのに遅すぎるということはない』p22より引用
Posted by ブクログ
目新しいことが書いてあったわけではないけど、なんだかほっとした。同じようにはできなくても、似た感じで私ももっと手放せることがあるんだろうなという気持ちと、こうやって自分にマッチしないことを手放してもそんなに困らない(むしろ楽になる)んだなって思うと安心する。40歳までとタイトルにもあるけど、だいたいはいつ始めてもやめてもいい内容だと思う。読めてよかった本。
Posted by ブクログ
来年で40歳になるので読んでみました。
「やめる」ための考え方や、
方法が書かれた本なのかなー?
と思って手に取ったのですが、
著者がやめるに至ったエピソードが書かれています。
また、やめることを強制するようなものでは全くないので、「そうかな?」と思ったり「そうだよね」と思ったり。
読む人それぞれだと思います。
Posted by ブクログ
40歳になる1か月前に古本屋で発見。岡田育さんのお名前は聞いたことがあったし、購入してみた。よくあるライフスタイル本かと思ったけど、硬めの意見が語られているところも多く、おもしろいとも感じた。
でも、なんだろ。東京の有名私立に小学校から通った女性のハイソ感が拭えない。同世代の女性がしっかり考えた言葉という点では共感できたけど、オール共感ではなかったかな。
Posted by ブクログ
刊行時39歳、NY在住の筆者の「やめた」ものごと選。人生色々あるけど、やめて気楽に自分らしく生きていこうよ、というお誘いのような本。なんだか身近には感じられないのは、筆者の私立小中高卒→有名大企業→NYでの文筆&デザイン業、という経歴からだろうか。自分と社会における立ち位置があまりに違いすぎて、雲の上の人の現実味のない話だと感じてしまう部分が多々。ただこんな人もいるんだな、と勇気づけられるのは確か。
Posted by ブクログ
明確にこれをやめる、と決めると楽に生きられそう。嫌だと思ったり、疑問に思っててもそのままにしてることが多い。常識と思っていることを見直してみよう。