あらすじ
趣味がなくても大丈夫!
「独学」の秘訣10か条
「趣味がない」なんてしょんぼりしなくて大丈夫。「やりたいこと」の見つけ方、お教えします。何歳からでも〝成長〟できます。定年後はますます楽しくなります――。定年後に「独学」でプログラミングを学び、世界最高齢のアプリ開発者として一躍有名人に。英語のスピーチはグーグル翻訳で乗り切り、旅先で知り合った牧師さんの家を訪ねてみたり。自由気ままな84歳。毎日を楽しく生きるコツは、頑張りすぎない「独学」にありました。
第1条 バンジージャンプじゃあるまいし、
こわがらずに飛び込んでみよう!
第2条 飽きたらやめちゃえ
第3条 「英語」は大阪人のノリで
第4条 ノルマを課しちゃダメ
第5条 「やりたいこと」の見つけ方、お教えします
第6条 ちょっと待った! 自分史を書くのはまだ早い
第7条 「将来」に備えない。10年経ったら世界は違う
第8条 退職してからのお友達の作り方
第9条 本から学ぼう
第10条 教えることは、学ぶこと
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Posted by ブクログ
高齢者向けではあるけれど
40代の私にも、刺さる部分がありました。
勉強は自分の興味のある部分を深掘りする。
好奇心と行動力はあると自負してるので
今後も忘れずにいたいな。
学び続けることで不機嫌な老人にならないのかもしれない。
わからないことを素直に聞けないひとが不機嫌老人に。
どんどん聞こう。
自分以外の人はみな先生とおもっていいなと思ったことを取り入れて自分のものにしていく。
そんな自分のアップデートを死ぬまで続けていきたい。
Posted by ブクログ
世界最高齢プログラマー・若宮正子さんが、何歳からでも成長できる「頑張らない独学」について語った本。
人生をより楽しくするために一番大切なこと。それは「好奇心を衰えさせない」ことです。好奇心があれば何歳からでも成長できます。好奇心のアンテナを広げて、まずは興味のあることに飛び込んでみましょう。
本書はいくつになっても好奇心を持つことが大事だということを教えてくれます。
Posted by ブクログ
「やりたいことをどう見つけるか?」、「何をどのように学ぶか?」を学んだ。
「後のために、モノにしよう」ではなく、「今のために、楽しもう」と心得ること。
「自分が周りに何をしたら喜ばれるか」、「今日新しく出来ることはなにか」から始めてやりたいことを見つける。ただ、「ノルマ」や「目標」ではなく「目的」を持つことが大切。
不完全でも人前に立って教えることで、自分へのインプットの仕方が変わり、要点やわかりやすい説明順序を自分が理解できる。
Posted by ブクログ
もう若くない、とか40代で言っている自分が恥ずかしくなる。好奇心を持って何かに取り組むその意気込み年齢に捉われている場合ではない。元気をもらいました。
Posted by ブクログ
82歳でゲームアプリhinadanを開発した。82歳でいきなりコンピュータ言語を学び開発したのかと思っていたが、60歳で銀行を定年退職して以後、コンピュータのことにも興味を示し、独学されていたとのことだった。老後の今を楽しむ生き方をされている。
Posted by ブクログ
お名前と何をされた人かということは知っていましたが、「元バリバリのキャリアウーマンで、強くてちょっとコワい人」という勝手なイメージを持っていました。
でも著書を読んで、謙虚で弱者目線で物事を考えられる思いやりのある人だと思いました。
私とは得意なことや興味のあることは全然違いますが、「ノルマを課さず、飽きたらやめちゃえ」精神は大いにまねしたいです。
Posted by ブクログ
最高齢プログラマーといわれる著者の生き方の本。
81歳でプログラムを勉強し、アプリを開発したというのは驚き。
今を楽しむこと、興味があることは年齢に拘わらずまずは始めてみること、独居老人でもネットでつながって楽しく生活できること、など今の時代にあった生き方のヒントが多く紹介されていて参考になる。
Posted by ブクログ
歳とったら色々後ろ向きになるだろうな、、と思ってるんですが、若宮さんのパワーはすごいですね。心配とか無視してwとにかく行動、そして前向きなパワーを生み出す、そんな印象を受けました。
40代前半の今ですら後ろ向きになることがあるので、少し力をもらったような気がします。
Posted by ブクログ
やってみたいこと、気になること、面白そうなことをためらわずやる、という勇気をもらえる本。やってみて違うなと思ったらさっさとやめて次に行く。
旅をする、本を読む、人と関わる。
世界はまだまだ見尽くせない。
Posted by ブクログ
定年にはまだまだあるが、一度この方の著書を読んでみたいと思っていた。 本当にこの世代の女性がパソコンに興味を持ちプログラミング言語を学んでアプリを作るなんて、日本じゃないと思わせてくれて嬉しい。本の語り口は優しいが、説得力があるのはこの方が充実した生き方をされているからだと思う。
Posted by ブクログ
世界最高齢プログラマーとして知られている若宮正子さんのエッセイ。
これまでの自身の生き方を振り返りながら、老後の学びについて指南する。著者の基本姿勢は、何事にもチャレンジすること、好奇心を持つこと。年齢が何歳であれ、学ぶ気持ちが重要ということのようだ。タイトルを見て、独学のノウハウ本と思っていたが中身は自伝に近い。著者がこの歳(83歳)までにどのようなことをやってきたかを紹介しており、独学のノウハウ的な事はあまり書かれていない。どちらかと言えば、自身の学習体験談 のような感じがした。著者が老後にプログラミングを始めたと聞いて凄いと思ったけれど、実は若い頃から読書が好きで、海外旅行に親しみ、仕事は大手都市銀行の管理職を務め、英語は英検準一級、人との付き合いも上手く、もともとベースになる素養はあったのだと思う。一般家庭の主婦ではない。
著者の学び方は、知らない事は人に聞く、それを基に自分でやってみるという方法で「独学」と言うより「独習」に近い。また、「人・本・旅」に学ぶことが重要として、自身のエピソードを交えながら推奨しているけれど、若い人ならともかく、高齢者には厳しい言葉だ。(エンディングノートも書くなと言う)高齢者には、「人・本・旅」の前に「健康・お金・時間」の制限がある。健康でお金があって人生が永遠に続くなら、著者の指南も理解できるが、高齢者は残された時間を意識しながらの学びになる。その中でどう学ぶべきか、その辺りのアドバイスの方が欲しかったと思う。
Posted by ブクログ
このような年の重ね方は只々うらやましい。好奇心の赴くまま突き進めていけるのは、若宮さんだからなのか…。今を楽しんでいける、老人に将来、私はなりたい。
Posted by ブクログ
いろいろ“つまみ食い”しては途中で辞めてきたのだが、「『ものにしよう』なんて思わない」でよいのだと納得。
たしかにつまみ食いでも何かしらの知恵はついた。
本書に紹介されているハンガリーの「5週間先生」は、学校教育で子ども同士でやると効果高そう。大人同士でやるとうざがられそうだから、自分では実践しないけど…。
教えたがりの高齢者は多いのだが、80になっても勉強というスタンスは素晴らしいと感心。
Posted by ブクログ
IT・デジタル全般に苦手意識のある高齢読者を想定した一冊。八十歳を過ぎてからプログラミングを学び、世界最高齢プログラマーとなった著者の強みを存分に活かした内容でした。ポテンシャルの高さに驚かされます。好奇心旺盛だったり、旅行が趣味だったり、どちらかといえば活動的な方と相性が良さそうな本のように感じました。個人的には、今もこれからも興味の赴くままに試行錯誤を楽しみたいです。