【感想・ネタバレ】オメガの発情警戒領域【イラストあり】のレビュー

義月粧子 / 花緒ト綸

IT企業で働くオメガの惇也は、約3ヶ月に一度の発情を抑制するオメガ専用のピルが効きにくいことに悩んでいた。アルファと番えば不特定多数をフェロモンで誘惑せずに済む。番を探そうと考えていたある日、同じアパートに竜崎という男が引っ越してきた。整った顔立ちにがっちりした体躯の彼と目が合った瞬間、身体に発情したような衝撃が走る。アルファかと淡い期待を抱くが彼には影響なさそうな上、態度もそっけなくて…。花緒ト綸先生の口絵・挿絵も収録。

[ハナ · ★★★★☆]

切ない

受け目線でのストーリーで攻めの気持ちが読めないのが少し気になりました。攻め目線の話が後にありすっきりしました。

[肴 · ★★☆☆☆]

表紙買いしました

受けの視点で物語が進むのですが、彼のネガティブなのかポジティブなのか分からない思考に疲れます。あと、説明も長くて疲れます。自分を捨てた母親を軽蔑しているかと思えば、自分も似たようなことをしようとしているのでは？と残念に思いました。
最後の方にオマケ程度に本文の攻め視点ver.が載っていますが、それを読むまでは攻めも結構ヒドイ奴だなと思っていました。
挿絵は格好良くてとても好きでした。