あらすじ
昭和36年。自分の住む村の不正選挙を正そうとした横山弥生は、高校の新聞部に入部し記事として取り上げる。しかしそれが村の上層部の逆鱗に触れることとなった。弥生と両親は陳謝に向かうが、躾と称し弥生は両親がいる場で上層部の5人の男たちに次々と乱暴される。これで許してもらえたと思ったのも束の間、その日から横山家は村人全員から地獄の村八分を受けることとなった!! 一夜で村人全員が敵に変わる恐怖――。仲間外れ、リストラ、放火…襲い掛かる不幸の数々に弥生と家族は追い込まれていくのだった!
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匿名
恐ろしい話です。このマンガを読み村八分について調べたら、実際にレイプや殺人までは行われていませんが、女子中学生が不正選挙について告発して村八分にあうという事件が1950年代の日本であったことを知りました。空気を読めだとか、足並みをそろえろだとか、その根性は今でもわたしたちに染み付いていますね。
描写がトラウマ級
話がサクサク進行するので読みやすいのですが、ショッキングな描写が多くてトラウマになりそうでした。
復讐の手口もエグイです。
後味は良くないけど…
現在では有り得ないようだけど、昔の村社会は田舎ほど閉鎖されていて頻繁なことだったのだと思う。復讐の方法も残酷だけど、集団の暴力があまりに酷いから、どこか爽快感すら感じる。実生活は泣き寝入りが多いだけに因果応報がかえってすっきりするのが怖い。