【感想・ネタバレ】お金の教育がすべて。 7歳から投資マインドが身につく本のレビュー

あらすじ

所得格差から子どもを守る、唯一の方法がわかります!
本書は、日本の家庭や学校ではあまり語られてこなかった、「お金の教育」に正面から取り組みました。
「学校の成績よりも、ファイナンシャルリテラシー(お金に関する幅広い知識)のほうが大事」という問題意識のもと、「お金の信念」の持ち方、「お金の仕組み」「お金の歴史」の正しい捉え方について、親子で一緒に学べるわかりやすさで解説していきます。
子どもの年代別に分けて、家庭でのお金の教え方についても説く、画期的な本です。
著者のミアン・サミ氏はパキスタン人を両親に持つ、東京・品川生まれの個人投資家。幼少期より父親の深い愛を受け、お金のことについて学び、金融マンとして成功をおさめました。現在は、不動産投資などを中心に10億円を超える個人資産を築く傍らで、4人の子どもたちにお金の教育を実践しています。
本書には、誰よりも日本を愛する著者の、熱いメッセージが込められています。
もし、これからご紹介する5つの質問に、1つでも「YES」と答えた方は、ぜひ本書をご一読ください。

□子どもにはいい学校に入ってほしい
□習い事は家計が許す限りさせたい
□子どもにお小遣いを与えている
□学資保険に加入している
□あなた自身に投資経験がない

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Posted by ブクログ

ネタバレ

筆者は元外資系のディーラー。個人資産10億円。両親がパキスタン人。
お金の教育は学校ではおこなわれないということが改めてわかった。親や他の環境から学ぶしかないのだ。私のわかる範囲でお金の増やし方や仕事の選び方について、子供たちに伝えたい。

・ESBIの考え方
 E=employee(エンプロイー):会社員
 S=self-employed(セルフエンプロイド):自営業者や起業家
 B=business owner(ビジネスオーナー):ビジネスの場を提供する人 
 I=investor(インベスター):投資家

4象限の左側にあるEとSは労働収入、つまり、労働の対価として一時的に生まれる収入を得る働き方。
右側にあるBとIは資本収入、これは資本によってもたらされる、継続的に入ってくる収入を得る働き方。
EとSは、自分の人生の時間を切り売りして、他人の問題解決している人たち。

Bは他人や会社に働いてもらって収入を得ている人たち。他人や会社に問題を解決してもらっている。
Iは株や不動産などに投資をして資本収入を得ている人たち。問題を解決している会社に自分のお金を投資して、問題解決をしてもらっている。

・スーパーで買い物するときの品物の値段を考える。なぜ消費期限が近くなると安くなるのか?
・外食をしたときに、食べ終わった後の会計の合計がいくらになったか当てるゲーム。合計に一番近い数字をいえた人が勝ち。金銭感覚を養う。
・よく利用するカフェの売り上げや利益を計算するゲーム。スターバックスを例に考える。
・少額でもいいので実際に投資を体験させると良い。筆者の長男は7歳で株を購入。
・無駄使いとは何か?自分が提供した価値(お金)より得られた価値のほうが少ないこと。オンラインゲームの課金も、子供にとっては必要なことかもしれない。「そのお金を使ったら、代わりに何が得られるの?それは君にとってどんな価値があるの?」と聞いてみる。「大切に使ってね」と添えて、お小遣いをあげるようにしてはどうか。
・子供の習い事にかかるお金を投資に回す方法もある。
・アルバイトをするときは、どんなノウハウが学べるのかを考えて選ぶように伝える。
・「一生懸命に働く」=「お金が増える」ではない。
・借金には、悪い借金があることを教えよう。
・言葉には力がある。「お金がない、時間がない」とは言わない。「どうやって創り出そうか?」いう。
・無駄な時間を使わないように意識する。長時間労働が不自然に感じてくる。
・リッチマインドの人は、常に「運」を味方につけている。「運」とは、運命を天に任せることではない。古代ローマの哲学者であるセネカの言葉。「運とは、準備と機会が出会ったときに起こる」準備をしていなかったら、チャンスは、目の前を通りすぎて行ってしまう。もし、準備をして機会をつかめば、他人からは「運がいいな」と言われる。「運」をつかむためには事前の準備が大切。

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2023年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

金融リテラシーに自信の無い親が、が子供にお金の話をする為の勉強用として非常にお勧めです。
貨幣・経済・投資・働き方に対してとても網羅されており、しかも1時間ほどで読みきれる内容にまとまっています。

ただし事前知識のある人がこの本を読むと、レイ・ダリオ、村上世彰、大江英樹、このお三方が書籍やメディアで言われていることを集合したパクリ本だと気付きます。
例えば食事後の会計当てゲームとか、経済政策で中央銀行が金利を下げる際に、どっかで見たことある建物とレバーが出てきたり。

この著書者の創意で作り上げた本とは思えないですね。

だいぶボロクソに書きましたが、金融リテラシーに自信の無い親が、が子供にお金の話をする為の勉強用として非常にお勧めです。
お金に対して二次的な思考が身に付くでしょう。

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2019年08月23日

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