あらすじ
ド田舎に建った新宿駅にはキツネとタヌキの小屋があった! 新宿御苑に建てられるはずだった幻の宮殿とは? 懐かしのレストランや町歩き地図も。新宿の秘史と魅力を深掘りする。
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Posted by ブクログ
新宿駅西口の再開発が目下進行中で、駅周辺の風景が様変わりしつつある。こうした都市のスクラップ・アンド・ビルドは近代以降何度も繰り返され、そのたび人々の心に失われていくものへの郷愁と、新しい文化への期待をもたらす。
2019年に出たこの新書は、長く新宿区役所でまちづくり計画担当副参事や区長室長などの役職を歴任し、新宿歴史博物館館長などを務めた著者による、オフィシャルでハンディな新宿史入門書と言えるだろう。「新宿駅の誕生」「歌舞伎町の謎」「新宿御苑と玉川上水」「浄水場から高層ビルへ」など7つのテーマ別に構成され、コンパクトに新宿の歴史がわかるようになっている。
新宿区内に20年住んでいる自分にとっては「郷土史」でもある。普段歩いている街や路地にしみついている地霊のようなものを、この本からも感じ取ることが出来る。