あらすじ
隼人に送られてきた高校時代のタイムカプセルには、入れた覚えのない当時の自分の写真が入っていた。同学年男子、佐倉のものが誤送されたようだ。思い出したくない瞬間を隠し撮りされたらしい写真に苛立って、会う約束をとりつけ佐倉を問い詰める。弁明もしない、けれど「好きだった」とも言わない頑なな佐倉にさらに腹が立ち、隼人は思わず「抱かせろ」と言ってしまって──。
※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
過去の失敗が原因でなにもかも上手くいかなくなったと思っている隼人。忘れろとか、乗り越えろとか言うのは簡単だけど、自分に置き換えたら難しいかも。と思ってしまった。だからと言って、遼也と出会ったときの言動は許せるものではないけれど。そんな再会の仕方でも遼也は嬉しかったんだろうな。と思うと、切なくなる。遼也のことがどんどん大切に思えてきて、どうしていいか分からなくなっていく隼人を見るのが楽しかった。2人の幸せが近づいてきている気がして。
作者買いです。
もうちょっとどろどろしたところがあるかと思っていた場面もあったけど
最後まで諦めなくてよかった。
鬼畜先輩は、BL小説にはお決まりな人物ですけど、やっぱりいらいらするね。