【感想・ネタバレ】夫が脳で倒れたらのレビュー

あらすじ

「献身的」で、なくていい!



突然、働き盛りの夫を襲った脳卒中と半身の後遺症。

何の知識もなかった私は、手探りで夫の復帰までを「戦う」ことになる――



葛藤と失敗と発見の、ドタバタ体験記!



反論のしようもない夫には気の毒だし何も解決しないんだけれど、当事者だけがツラいんじゃなく私だってツラくなるんだってことを夫に分かってもらいたくなる。戦ってる夫を「サポートしてる」とか「見守ってる」って立場だと思っていると、行き場のないツラさが湧いてくる。でもそうじゃない。夫と「一緒になって戦ってる」ってことでもない。家族は家族でそれぞれの持ち場で「個人で戦ってる」ってこと。

――本文より

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ストーリー仕立てで読みやすく、脳梗塞、その闘病生活、家族の立ち回りについて、知ることができた。
私も家族が脳の病気で倒れたことがある。その前にこの本を読めたら、もっと違う行動ができたのかもしれないと思ってしまった。そうは言っても過去は変えられないため、その他の病気についてこの本のように身近に知れる本を探して、読んでみようと思った。

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2023年07月20日

Posted by ブクログ

雑誌でこのエッセイが紹介されていて、私も夫も脳の病気をした親族が多いので気になって読んでみた。
夫が脳梗塞で倒れてからの入院生活の様子や仕事復帰までの道のりがとてもリアルに描かれていた。著者は介護をしていない、と言っているし、確かにそこまで献身的に手厚くしているわけではない。でもそれが悪いことかと言われればそうではなくて、著者の夫への愛情は病院選びとか先生の対応とかそういったところにすごく現れていたと思う。こういう支え方もあるんだなぁ。一気に読んだ。

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2021年10月30日

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