あらすじ
学校に通ったことがないメイコはいろんなことをよく知りません。だけど最近は昼間にいろんな遊びを教えてもらっています。夜はお父ちゃんに頼まれて、知らないおじさんを壊す仕事をします。左目の眼帯を外して……。1973年の大阪を舞台に、眼帯少女が男を壊して壊しまくる残虐エンタテインメント!!
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殺と成長と感
グロいファンタジーを昭和感溢れる時代に持っていっているのが、●ール●ェイズ●●目の●日の闇版といったい印象受けます。
全体を通してみてグロいが目立つように見えますが、一般人という光を受けれない、影で悲しむ障害や差別を受けている人にスポットを当てていて、かつ、その人達が主人公との関わりかた(遊びかた?)が、以外にも面白い要素の一つに感じました。
主人公の無垢な行動(殺)が先の人達を通して成長し倫理を考え始めるところで終わってしまうのが残念ですね!
岡田先生の手法なのか、とても良いところで終わらす、読者には生殺しの終わりかたで、悔しいです!鬼死ね、マザリアン共に
続編是非書いて欲しいです。
独特の世界
異能の「目」を持った年端もいかない少女が、ヤ●ザに使われて
「壊し」をしていく話。メイコの見た目には正直ぞっとしたし、壊しの世界は
非常に陰惨だが、昭和の子供の遊びの紹介と交互にくるので独特の雰囲気を出している。
Posted by ブクログ
60年代大阪釜ヶ崎を舞台にしたダークファンタジー。主人公の少女は、特殊能力を使ってやくざを「遊び殺して」ゆく。表紙絵は田中登 監督のにっかつロマンポルノ「(秘)色情めす市場」冒頭シーンの背景を引用。クリアな描線は昭和30年代らしからぬ感じでもあるが、とにかく読ませる。