【感想・ネタバレ】プログレッシヴ・ロックの名盤100のレビュー

立川芳雄

プログレの基本を知る

音楽を聴きはじめのリスナーが、名盤を知り、それぞれの作品の理解を深めることのできる、新しいディスク・ガイド・シリーズが登場します。ジャンルごとに100枚の名盤をピックアップし、アーティストとそのアルバムの概要、聴きどころなどを1ページ＝1枚で丁寧に解説。豊富なコラムも用意しているので、さらに奥深く聴いていくための入り口もしっかり用意してあります。キング・クリムゾン、イエス、ピンク・フロイドといった有名バンドの必携盤から、ジャズ・ロックの傑作、イタリアやドイツなど各国のグループを紹介。熱心なリスナーが多く存在する世界ですが、この1冊を片手にその深い森に分け入ってみてはいかがでしょうか。

[ブクログ · ★★★★☆]

プログレアルバムを、１アーチストにつき１アルバムを紹介している。
ぱっと見ただけでも１０枚くらい買いたくなっちゃいました。

[ブクログ · ★★★★☆]

1アーティスト1アルバムで1ページずつ解説されている。内容はあまり深くはないと思う。前編カラーなのでジャケット絵がわかりやすい。パラパラと眺めるだけでも面白い、カタログ的な本だ。

また、有名バンドや関連ジャンル等はコラムとして収録されているので、プログレというもののバックグラウンドを全く知らないところからでも、大体全貌がわかる一冊かと思う。

筆者に「作品をできるだけ"音楽的"に評価すること」をいう意図があり、プログレバンドにありがちな、思想とか、哲学みたいなものは解説されていない。そのせいで少し軽く感じるのだが、その分押し付けがましくなく、気軽に読めて良い。

[ブクログ · ★★★★☆]

　HMVルミネエスト店で発見して購入、これは昨年10月の発売とある。昨年夏以降3冊もプログレ本出版されているとは驚きです。
　内容は名盤の誉れ高い100枚のレビューが中心でマニアには若干もの足りなさがありますが、入門者（そんな奇特なひとがいればですがｗ）には良いんじゃないかと思います。
　Polnareff's（邦題：ポルナレフの世界～ポルナレフ３）が紹介されていたことが個人的にはとても嬉しいことでした。