あらすじ
陰で“極悪令嬢”と恐れられる侯爵令嬢・ローザリア。レスティリア学園に通う王弟・レンヴィルドと騎士カディオとの仲が深まると、私が「正ヒロイン」だと名乗る少女が現れて……実はこの世界は“乙女ゲーム”で彼らは転生者だった!?
そんな設定つゆ知らずなローザリアは、攻略対象を次々と籠絡していき?
「これだけの非道を、ただの役柄で演じられるとお思い? 正真正銘、極悪令嬢ですわ」WEB発・最強の悪役令嬢、爆誕!
【電子特典付き】 「その後のお話・1 レンヴィルドと」電子オリジナル特典、収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
薔薇姫、極悪令嬢と呼ばれているローザリア。仕方がないと諦めていたローザリアが、諦めるのを辞めてからが楽しい。自分の状況をしっかり判断できて、環境を自力で変えることができることに驚かされる。今まで関わりのなかった同年代の人たちと、楽しそうにしているのも嬉しくなるし。まだまだ困難はありそうだけど、周りの助けも借りつつ、「自分で」なんとかしそう。
いい子(笑)
極悪令嬢と聞いてどんな酷い性格なのかと戦々恐々としながら読みましたが、案外マトモでいい子でした(笑)
「薔薇姫」の二つ名も軽くその程度?と思っていたけれど、思っていたより深かったです。
ただ、ヒロインや王弟殿下の言動に比べて絵面が幼いな。というのが残念でした。
表紙よりもっと大人っぽい艶のあるキャラクター達だと思います。
Posted by ブクログ
表紙絵は良くないなあ。主人公のローザリアは、なかなかの人物として描かれている、それに合わない。主人公は転生者ではないが、薔薇姫というとんでもない悪名を負っているうえに、転生者のヒロインに翻弄される。とはいいつつ、自分の人生を生きると決心してからは、なかなか強かに行動していて、胸がすく感じがしていいね。悪辣ヒロインが最後にあっさり改心しちゃうのは、ちょっと肩透かしだけどね。