あらすじ
猫と人間、それぞれの愛と友情の物語。ひょんなことから、長距離トラックで東京にきてしまった黒猫ルドルフ。土地のボス猫と出会い、このイッパイアッテナとの愉快なノラ猫生活がはじまった……。 青少年読書感想文全国コンクール課題図書/第27回講談社児童文学新人賞
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Posted by ブクログ
「ルドルフとイッパイアッテナ」を初めて知ったのは、Eテレのてれび絵本です。
あまりの面白さに「ルドルフといくねこくるねこ」も続けてみました。
その後、映画も観て…今やっと子供が原作版を読める年齢になりました!
あらすじは知っているものの、やっぱり面白かったです。
途中、口が悪くなったルドルフをイッパイアッテナが注意するところ!
私も気をつけようと思います!!!
Posted by ブクログ
小学生の時に課題図書でだされて読んだらとても面白かったのを覚えている。
確か忠臣蔵の話が出てくるんだけど当時小学生の自分には何のことか全く分からなかった。
大人になって再読したらやっぱり面白かった。小学生の時の自分に会えた気がしてうれしかった。
Posted by ブクログ
実家の本棚を漁っていたら、小学3〜5年辺りで買ったらしい本が数冊あったので、懐かしくて読み直した。なるほど。ロングセラーになるだけのことはある。設定も面白いし、イッパイアッテナの言葉の節々に、「子どもにも大人にも、大切なこと」が散りばめられている。読み書きが出来るからって、出来ない人を馬鹿にしちゃいけない、とか。イッパイアッテナは賢いだけじゃない。情に溢れていて、時には無茶な行動も起こしてしまう。そして痛い目に遭う。それでもルドルフへの気遣いは忘れない。そんなイッパイアッテナを知り、クライマックスの猫の忠臣蔵へと続く。どんな物語だったか、すっかり忘れていたので、終始新鮮な気持ちで読んだ。もしかしたら、小学生だった私はこの本を「積読」したのかも。それにしても、最終章は、痺れたなぁ。