【感想・ネタバレ】醜い私があなたになるまで (12)のレビュー

あらすじ

売れない漫画家・西園寺緑子・30歳。
10代で華々しくデビューするも、その後は連載にも恵まれず持ち込みをしてもダメ出しばかり。
――私は努力してるし絵もうまい。
どうして誰も認めてくれないの!?
さらに、きらびやかな私生活を垂れ流す人気作家のSNSに益々やりきれない気持ちが増幅し、裏アカに鬱憤を吐き出す日々を送っていた。
そんな時、ひょんなことからSNSで一躍注目を集め、YUMEとのコラボ漫画を連載することになる。
しかし調子に乗った緑子の過激な描写で連載が休止に追い込まれ……!?
――嫉妬に裏切り…果てなき欲望に翻弄される女たちの心の闇を描く大人気シリーズ、ついに堂々完結!!

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シリーズ完結

1巻の瀬川夢子から始まった物語もこの話で完結。
良いように変われた主人公もいれば、嫉妬や虚栄心でとことん堕ちてしまった主人公もいて
SNSやネット社会の闇が存分に描かれていました。
ただ後半になるにつれて堕ちるよりもは、努力と根性で現状打破する主人公達ばかりなので
気持ちの良い読後感でした
(その分、周囲の陰湿さや乗り越える試練がえぐくなっていきますが)

最終巻では夢子を始めとするそれまでのシリーズの主人公達のその後が描かれていて
笑顔で未来に向かって歩むその姿は確かに輝いています
改めてシリーズを最初から見直せば、何気ないセリフの中にも伏線がしっかりありますので
それを踏まえてもう一度全巻読み直せばまた楽しめました

前田アラン先生の作品はこのシリーズが初だったんですが
狂気そのものの笑顔と通常絵の落差が凄いです

#ドキドキハラハラ #ドロドロ

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2023年04月27日

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