あらすじ
ローマで暮らす玄須聖人(くろすせいと)の前に人間が降ってきた。それは、悪魔祓い師(エクソシスト)を務める神父の転落死だった。事件に遭遇した聖人を案じ、友人のマリク神父が駆けつけるが、「悪魔」の存在をめぐり口論となり、絶交宣言を下されてしまう。国籍や宗教を超えた特別な友の信頼を取り戻そうと聖人が苦悩するなか、マリクは新たなエクソシストに任命される――聖域を揺るがすビブリオミステリー!
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Posted by ブクログ
ヴァチカンのこととかキリスト教のこととか好きなので楽しく読みました。嫌味のない人物たちもあっさりしててイメージがつきやすくて好きです。続編も読みたいなあと思っていますが、もう出ないのかな
Posted by ブクログ
神父が死んだのはヴェデーレに仕組まれたものだった。悪魔は存在しない、悪魔憑きは殆ど精神疾患だが稀に説明できないケースがある、と言ってるとアンナがおかしくなってしまった。神父の死を間近で見た影響かと思ったが悪霊の仕業という終わりだった。今回は斉木が以前より活躍していた気がする。聖人は普段優しいけどいざという時は物事はっきり言うのが良いなと思った。枢機卿がしっかり登場したのはじめてかも?