あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】【フルカラー版!】累計30万部(紙+デジタル)を突破した新形態イラスト集[zakki]の進化形! YJ本誌掲載分は掲載当時のデザインのママ収録! SNSや特典などで描き下ろしたもの含め、「:re」連載開始以降の美麗カラーイラストを石田スイがセルフコメント形式で振り返る、ファン待望の「雑記」が堂々登場!(デジタル版は、石田スイの原画により近い状態で収録しています)
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Posted by ブクログ
スイ先生の連載中の苦しみ、照れ隠し、作品に通底する孤独な意識を何となく読み取れる名著だと思った。『東京喰種』自体、かなり滅茶苦茶な終わり方ながらに、あの前向きな帰結を観られただけでも安心できる感覚がいつもあって、それは多分作者が少しずつ他人に開いていく過程を、作品を通して感じ取る、そういった不気味な構造に基づいているという気がする。その構造を何となく感じ取らせてくれる名著だと思う。
Posted by ブクログ
『東京喰種:re』を読み終えたので購入。
美麗なイラスト、更にそこに作者のコメントも入っていたり、巻末コメントに作者が突っ込んだりと石田スイ先生個人のファンにとってもとても堪らない一冊です。
作品制作の裏側なども知れたりしてとても満足でした。
Posted by ブクログ
[zakki:re]読み終えてから13巻辺りから読み返すと、謎は深まるばかりだ…と言う場面が幾つか見つかる。地下に逃げて、ナアガラジと呼ばれた竜王は一体「誰」だったのか…和修の分家の出で、本家が是が非でも封じ込めたものに、分家出の旧多が同じもの生み出して復讐しようとしてた面もあった訳で…。でもそもそも嘉納はCCGの解剖医で、和修側だったわけで、その人物に研究させてた目的は、有馬が言った様に「人間になりたかったんじゃないか」なんだろうけど、嘉納はマッドサイエンティストだったかもしれんけど、目指してたのは「再生医療」なんだろうし…母親助けられなかった無念が動機だろうし。読み返してまず気付くのは、登場人物の「行動原理」が一貫している者と、環境や立場で変わって見え、流動的に見えてしまう者がいたり、本当の欲望を隠し持ってる者がいたり、どんなに読みこんでてもこんがらがる部分が出て来るんだよなぁ、『東京喰種』…一人の作家が考えてんだよね、これ。