あらすじ
「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪異と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。百鬼夜行シリーズ最新作。
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Posted by ブクログ
面白かった。
中禅寺敦子さんが主役のミステリー。
呉美由紀さん懐かしい!
思わぬところで土方歳三の名前が出てきて、「ヒトごろし」につながるのかなあ(未読)こういうイメージの土方なのかなあ、ちょっと読みたくなってきたと思いました。
4月27日東京行き新幹線の中で。
Posted by ブクログ
大好きな京極堂シリーズの作品が出ていることを知らず、本屋で偶然見つけた時は嬉しくてニヤニヤが止まりませんでした。
講談社、角川、新潮、3つの出版社から出す3部作の1作目です。今回は中禅寺敦子とみんなが大好き?呉美由紀ちゃんのが巻き込まれ、解決していく。
京極堂シリーズの女の人って怖い人が多いですよね。。
娘が罪を犯してしまい、それを止めるために殺してしまう母親。誰も報われないですね。それ以外にも道はあったのにと思ってしまいますが、自分がその立場だったら、ギリギリまでなんとかなるのじゃないか、ここで犯行をやめさせれ隠せるのではないか、家族だったらそんな他人から見たら愚かだと言われる選択をしてしまうかもしれません。
Posted by ブクログ
鬼と刀。「鬼滅の刃」の例もあるように鬼と刀って相性がいいのかも。研師大垣の言葉は含蓄に富んでいる。人が人を殺す理由、刀は人殺しの道具、負ければ賊軍(近藤勇は関係のないかっぱらいと一緒に打ち首にされた)など。敦子の援護を受けて突っ走る美由紀は勇ましい。若さゆえのエネルギー。
因縁も祟りも本当はない、が。
単純な、犯人は誰?というような話ではなく二振りの刀の“因縁”も絡んだ複雑な話、かと思いきや真実は意外に単純だった。犯人もそう生まれつきたかった訳でもなく、でも生まれてしまった以上その気質で生きていくしかなかったという哀しいといえば哀しい話。いつものことながら美由紀の演説が真っ当。
Posted by ブクログ
昭和初期に書かれている本とは思えないほど新鮮でした。
表現が古かったり、漢字を多用しているあたりは昔っぽいですが、歴史小説を読む感覚で読むとすんなり入ってきました。
息子が妖怪好きで、それなら自分も著者の作品を読む必要があるなと思って、ジャケが一番最近ぽいものを選びました 笑
昭和29年(1954年)に起きた「昭和の辻斬り事件」の真相を追う、女性ふたりが主役のストーリーですが、すっかり引き込まれました。
「天狗」、「河童」も読みたいと思います。
Posted by ブクログ
"鬼"という言葉が持つ力と不運な巡り合わせで人生が狂っていった人々の業や因縁が短いページ数の中でしっかり描かれていました。 呉美由紀ちゃんカッコいいな、まさかの榎木津系統には笑いました(笑)
Posted by ブクログ
2022/4/2
そういや最近京極堂ご無沙汰やなと思って読んでみた。
古本屋も探偵も小説家も出てこなかったわ。
ご無沙汰過ぎて彼らの近況に触れられてもそれがどんな事件だったかもわからない。
ご無沙汰しすぎやな。
姑獲鳥からまた読みたくなってくる。
この本は敦子が活躍するけど敦子はそうでもなく、子供刑事と依頼者の女子高生がいい味。
女子高生の最後の啖呵は特によかった。
しかし私は探偵に会いたかったんだよ。
探偵出てる新刊はどれだろ?