あらすじ
かつては閑古鳥が鳴いていたサッカースタジアムを、プロ化、国際化で超満員にした立役者が語る「あの日、あの時」。平成とは、日本サッカーが奇跡の躍進を遂げた30年だった!国際派サッカー人であり日本サッカーのプロ化、国際化を牽引した日本サッカー協会元会長によるオラールヒストリー。時代の変化に対応したプロ化(Jリーグ発足)、国際政治案件であるワールドカップの自国開催(2002日韓ワールドカップ共催)を成し遂げた舞台裏が今解き明かされる。ドーハの悲劇、マイアミの奇跡、ジョホールバルの歓喜、W杯日韓共催、岡田ジャパンの活躍、女子W杯なでしこジャパン優勝、東日本大震災etc.絶望と歓喜、悲嘆と復興--本当に「負けられない戦い」は、ピッチの外にあった!まえがき~平成とサッカー第一章 平成の大事業 プロリーグを作る第二章 「昭和サッカー」覚え書き第三章 1993年 Jリーグ開幕とドーハの悲劇第四章 1998年 仏W杯予選の舞台裏第五章 2002年 日韓ワールドカップ共催第六章 2011年 女子W杯ドイツ大会なでしこ優勝第七章 社会インフラとしてのサッカー第八章 2011年 FIFAスキャンダルを語る第九章 平成サッカー人の置き手紙平成日本サッカー年表
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Posted by ブクログ
サッカー協会最高顧問小倉純二氏の著書。
歴史を全て知っている生き字引の様な人
・古河電工サッカー部部長から出発 岡田武史も部下
・FIFA副会長選で村田氏が韓国の財閥候補に負けた事は痛恨の極み。日韓共催もその為
・加茂氏の電撃解任のドラマ 岡田が継ぐのであればと納得
・岡田はカズと北澤を外す決断をする FAXの嵐が届いた
・日韓ワールドカップ 東京は立候補せず 鈴木都知事にはしごを外される。広島も屋根を増設しなかったので外された
・Jヴィレッジ東日本大震災の収束拠点として運用
チャリテイマッチを1年以内に思い切って開催した。
・FIFA幹部の大量摘発 米国FBIがおとり捜査で証拠を握る。米国銀行が使われたため判明。理事だった小倉氏は難を逃れる
・26年カナダ大会から現行の32チームから48チームに拡大
功労賞も受賞
・著者は現在フットサルのCOOも務めている