あらすじ
ハッチー先生の40年にわたる研究から、おそろしい「害虫」スズメバチのおどろくべき生態、人とスズメバチの関係などを解き明かす! 昆虫の生態系のトップに君臨するスズメバチ。近年は都市部にも巣をつくり、人を襲うおそろしい「害虫」として悪名高い存在です。しかし、彼女たちの立場から人間や環境を見てみると、いちがいに害虫と決めつけられないことに気づかされます。たくみな巣作り。数百頭もの巨大なファミリー。働きバチのあざやかなハンティング。女王バチと働きバチ、幼虫たちの不思議な関係。そこには、人間社会にも通じる精妙な自然の営みがあります
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Posted by ブクログ
キイロスズメバチの一年(一生)を追った内容で、分かりやすく、読み終わった後には感動が残る。
怖い害虫というイメージが払拭されると思う。
子供に読ませたい良書。
Posted by ブクログ
児童向け図書。
スズメバチについて書かれた本は珍しいと思い、興味を持ったので読んでみました。
著者のスズメバチへの愛がすばらしいほど強く感じられます。
一匹の女王バチが冬眠から目覚め、新たな巣を作るところから、やがて女王バチが亡くなりコロニーが解散するまでの一年を追った内容。
知っているようで知らないスズメバチのことがよく分かりました。