【感想・ネタバレ】リトル プリンセス 小公女セーラのレビュー

あらすじ

「黒魔女さんが通る!!」シリーズの石崎洋司先生の読みやすい日本語と、青い鳥文庫『リトルプリンセス(新装版)』(2007年初版)で人気だった、藤田香先生の絵25点をすべて収録した決定版です。女の子はだれだってプリンセスになれる!大金持ちでも、無一文でも、夢見る力があれば、王女さま(プリンセス)のようにふるまえる。インドで育ったセーラは、寄宿先のロンドンで、大好きな父親が亡くなったことを知る。無一文になっても「プリンセスのように」やさしく、楽しい想像力でいっぱいのセーラ。それでも、とうとうくじけそうになったある日、いつも夢見ていた魔法がやってきて……。ダイヤモンド鉱山はほんとうにあったの? 魔法使いはほんとうにいたの? <世界の名作 すべての漢字にふりがなつき 小学中級から>読む人に勇気をあたえる永遠の名作をすべてのエピソードが読める新訳でおとどけします。「黒魔女さんが通る!!」シリーズの石崎洋司先生の読みやすい日本語と、青い鳥文庫『リトル プリンセス(新装版)』(2007年初版)で人気だった、藤田香先生の絵25点をすべて収録した決定版! 夢見る力があれば、女の子はだれだってプリンセスになれる!

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Posted by ブクログ

【中学年〜】

子どもの頃「小公女セーラ」でアニメもやっていたし、小説でも読んで好きだった話。
今までにいろんな訳で出版されているが、こちらは黒魔女さんが通る!!シリーズでおなじみの石崎洋司さんバージョン。

わたしが好きなシーンで、お腹を空かせたセーラが雨の中お使いに行かされるというのがある。
りかかったパン屋の前でお金を拾い、それをパン屋に心当たりはないか聞きに店に入る。見るからにお腹を空かせているセーラを不憫に思った女主人は、そのお金で買える以上のパンを渡してやる。

ここで出てきたパンが干しぶどう入りのパンだったと記憶していたのだが、別の翻訳本を読んだ時には干しぶどうの表現がなかったため記憶違いかと思っていたのだが、こちらの本ではしっかりぶどうが入っていてホッとした。

子どもの頃に読んだ時はミンチン先生やラビニアがひたすら嫌いだったが、大人になって読むと「あー、絶対的王者のセーラに対して、自分のコンプレックスが逆撫でされちゃったのね」と同情できなくもない。

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2024年08月28日

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