あらすじ
ナオシさんは、つるばら村の笛吹き山のふもとに暮らし、養蜂を営んでいます。毎日ていねいに作業して、おいしいはちみつを作っています。そんなはちみつを求めて、不思議なお客さんがナオシさんのもとへやってきます。パン屋のくるみさんのボーイフレンド・ナオシさんのゆかいな日々を描く楽しい物語。「つるばら村」シリーズ第5弾。
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今回ははちみつ屋さんのナオシさんが主人公。
くるみさんはパンばかりだったけれど、ナオシさんはおにぎりやコーヒー、お布団まで出てくる。
くるみさんはナオシさんのことを、「お前」とか呼んできて口が悪い!とまだ好きじゃなかった。
でもナオシさんから見ると、くるみさんは素敵なコンサートに誘いたい女性なんだなあ。
「あとがき」では作者の養蜂家への想いが書かれていて、そういえば「はちみつのパン」も2回も登場したものな、と思ったりした。
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今回は、ナオシさんが主人公。
ナオシさんのハチミツ、おいしいのだろうなぁ。
ミツバチを大事にする気持ちも暖かくて好き。
くるみさんを意識している感じもほほえましい。
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自然と共存して養蜂が成り立っていることをしみじみ感じました。はちみつの大切さもわかりました。
いっぴきの蜂が生涯に集められる蜜はスプーンに半分ですって!びっくり。
といってもファンタジーとメルヘンなのでお説教くさくなく
ほのぼのしています。
動物や不思議なモノたちとの触れ合いが楽しいです。
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養蜂家のナオシさんのお話。くるみさんとニボシも時々でてきます。
季節を巡り、いろんなお客さんが蜂蜜やみつろうを求めてやってきます。ほのぼのあったかいお話です。
ご飯を炊く時に蜂蜜を少しいれると、蜂蜜の酵素でご飯がより甘く美味しく炊けるって本当かな?!やってみたくなります。
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、柿田ゆかりさん。
『つるばら村』シリーズの五冊目ですね。
つるばら村でいちばん高い山は、笛吹き山といいます。
山は、ふもとまで、ブナの森におおわれています。
この森には、トチノキやシナノキなど、みつばちが、花のみつをあつめられる木がたくさんはえています。
村井ナオシさんという若い養蜂家が、この山のふもとに、ひとりですんでいます。
養蜂家には、花をおいかけて、南から北へと、みつばちの巣箱を移動させながら暮らしているひともいますが、ナオシさんは、一年じゅう、笛吹き山のふもとで、みつばちを飼って、暮らしています。
5月から始まって一年をとおして、ナオシさんのもとにやって来る不思議なお客さんのお話です。
もくじ
春はじめてのはちみつ
花の番人
七夕のケーキ
ウサギのコーヒー
天狗のうちわ
イノシンのつなひき
落ち葉のふとん
クリスマスのイチゴ
山の染め物屋
冬将軍のろうそく
南風のシャベル
まほうの手
あとがき
ナオシさんのもとに、やって来る動物や精霊たちは、それぞれ好みの花のはちみつを欲しがります。
そして、それを手にいれると、不思議な魔法をみせてくれます。
なかよしの、パン職人のくるみさんと、黒ねこのニボシも、もちろん登場します。
あとがきに、茂市久美子さんは、この物語を作るときに二人の養蜂家の方と交流されたそうです。
茂市久美子さんの物語の肌触りの良さはこの辺りに秘密があるようですね(=^ェ^=)
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つるばら村シリーズ。
今回の主人公は養蜂家のナオシさん。
養蜂家の仕事は謎に包まれていて、私が知っているのは最後にはちみつを集めるところくらい。
ナオシさんの目を通してみると、天気や環境に気をつけていて、まるで子育てをしているように思いました。
今度ご飯を炊く時に蜂蜜を入れてみようと思います。
天狗の話が面白かったです。
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つるばら村シリーズ、このお話もこどものためのお話ながら、細かいところまでよくよく描いていることがすばらしいです。あとがきによるとモデルとなる方との出会いがあって、そこからお話ができていると。季節感もたっぷり詰まった素敵なお話でした。
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つるばら村でみつばちを飼っているナオシさんの物語です。ナオシさんのもとには、様々なお客さまが来ます。さて、どんなお客さま来るかな?
3.4年生向けの児童書です。
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今回は養蜂家のナオシさんの話。
はちみつのこと、色々勉強になった。
はちみつの味が花によって違うことは知っていたけど、味の違いは多分わからないだろうなあ。
ご飯を炊くときにはちみつをいれると美味しくなるっていうのはびっくり。
一度試してみようっと。