【感想・ネタバレ】小説円投機のレビュー

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2021年06月05日

舞台は1977年から78年の急激な円高時代。1ドル360円から200円割れを起こすなかで、国内外の外為銀行ディーラーを描いたもの。職権が限られる反面、組織に守られている日本国内のディーラーと、組織の庇護はなく自分の腕でビジネスを作り出し成功を勝ち取ろうとする海外支店のディーラー。割り切った海外駐在員...続きを読むは強い。1978年と2013年とで構造は変わっていないんだなとも感じた。上司の不満を言っているうちは、たった一度の人生を悔やむ事になるのかも。著者は元ディーラーではないが、緊迫感では幸田真音を上回る。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

外国為替相場で脚光を浴びたYENはたちまち壮烈な売買戦の対象となった。世界経済の変動と通貨投機をからませて現代をなまなましく描く。

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