【感想・ネタバレ】大人の問題提起シリーズ さけび(2)のレビュー

あらすじ

“私はもう一人じゃない”――上司の堂林からのセクハラで、心の傷を負い会社を辞めた山口さつき。女性支援団体「ウィメンズ・ユニオン」の強力な仲間たちからサポートを得て、労災認定を受けるために再び闘う決心をする。しかし、セクハラを訴えられた堂林はどこまでも威圧的な態度で事件をなかったことにしようとする。世間の逆風も厳しくて…? さつきの“さけび”は届くのか!? 伝説の大人気シリーズ“大人編”第2弾!セクハラ・パワハラ編、完結!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

男女問わず読んでほしい作品

先人達が勇気だしてセクハラと声を上げてくれたから、私たちもネット上でも現実でもセクハラや男女差別を言いやすくなったのだと思うし、男社会がどれだけの女性達を苦しめたのかが今やっと周囲に理解されてきたのかと感じます
テニス部の顧問によるセクハラを題材にした「なみだ」でも『受ける者の主観が優先です』と女子高生の名言がありましたが、
今作品は大勢の被害女性が泣き寝入りせざるを得ない世の中を変えるために主人公は上司からのパワハラや組織の圧力に負けず動いています

読後感は問題提起のため心に残るものははっきりいって多かれ少なかれあります。
ですが最後まで読んで良かったと思いますし、先輩達の頼もしさと優しさとかっこよさといったら…!
卑劣漢な堂林のような人間が現実に大勢のさばっているのが現実です。そんな人間から、制度や法律は弱者を守ってほしい…NOと言える気持ちが大事なのは承知の上ですけれども…!

0
2020年06月23日

「女性マンガ」ランキング