【感想・ネタバレ】はりねずみくんの あかいマフラーのレビュー

あらすじ

寒がりのハリネズミくんは、ばあばから手編みのマフラーをプレゼントされます。すぐにくるんと巻いて外に遊びに出たハリネズミくん。広場でおともだちのりすくんやうさぎさんと出会って、いっしょに遊んでいるうちにマフラーをはずしてしまいました。おうちに帰る途中で、マフラーがないことに気づいたはりねずみくんは、急いで広場に戻りましたが、マフラーがありません。泣き出したハリネズミくんに……。4さいから※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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Posted by ブクログ

色鉛筆で描いたような淡い色調に、やさしい雰囲気を感じながら、体も心も温かくなる素敵な物語でした。

とにかく、はりねずみくんのあらゆる表情が可愛らしく、その丸々とした体と相まって、とても魅力的に感じられたのが、まず印象的でした。

特に、初めてマフラーを巻いたときの、はりねずみくんの表情には、読んでいる私も温かくなったし、やはり可愛らしい。

また、途中の悲しい展開での青を基調とした、もの悲しさや、その後のひつじばぁばの家の中のシーンの暖色系でまぶした温かさといった、絵本としての表現がメリハリのあるものに感じられたのも、良かったと思います。

個人的には、ひつじばぁばの家の中にかかってる、みんなが仲良くしている額縁にほっこりするものを感じたり、物語のその後が味わえる裏表紙の絵柄には、はりねずみくんの自分が受けたやさしさに対する恩返しを感じられ、また温かい気持ちになりました。

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2022年01月28日

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