【感想・ネタバレ】突然はじまる! 親の介護でパニックになる前に読む本のレビュー

あらすじ

今日始まってもおかしくない! 介護の4割は「想定外」の状態のなか始まります。いざというときに慌てず先を読み、次の展開に備えるため必要な基礎知識を平易に解説。テレビ・雑誌など各メディアでおなじみの淑徳大学・結城康博教授が、ていねいに教えます。楽しいマンガと、わかりやすい文章で、予備知識ゼロの人でもスイスイ読める。40代・50代の新たな必読書がここに!

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Posted by ブクログ

親の介護。若い時はほとんど考えた事がなかった。
30代も半ばになり、未来に対し、漠然と不安を覚えるようになってきた。
その中で、そのうち始まるであろう介護について少しでも知識を得ておこうと思い本書を読んでみた。
費用、期間、施設等、どれも為になる情報が沢山だった。
介護はいきなり始まるとよく言う。
親の介護に費やす期間平均12年。費用平均月8万。
福祉用具にもお金がかかり、これらがいきなりのしかかるかと思うと、事前の準備、話し合いが大切だと思った。
親の年金で賄えれは良いが、介護が始まる時に、親が年金を受給できる年齢とは限らない。尚更、将来に対して不安が募る。
施設については、色々な特徴のある施設がたくさんあるということを初めて知った。
施設は、万年人手不足、需要に対し供給が追いつかず、
どこも定員割れを起こしている所が実状だ。それに費用の問題で在宅介護を行う家庭も多いと思う。
介護が必要となった時、仕事を続けて行くには、ヘルパーの方の支援が絶対に必要である。
そういったサービスの注意点や、利用する側の心構え等書いてあった。
介護従事者も人間。そういった方々に対する感謝の気持ちを忘れてはいけないと強く思う。


私が親の介護問題に直面したとき、少しでも慌てずに対象出来るよう、こういった書物で知識を深めていくことが重要だと感じた。

たくさんの問題点、解決策が書いてある本書は
今後介護に直面する方、または自分自身介護してもらうかもしれない。そういった方にぜひ読んで欲しいと思います。

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2019年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

制度、お金の最新事情までカバーされていて、非常に参考になった。
非常に高学歴の著者のような人が、介護の現場を経験し、その経験に基づいてこのような本を書くのは非常に希なケース。
誰もがお世話になる可能性がある介護、看護、看とり、、、携わる人たちの給料の改善が急務な気がした。

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

自分には関連ない項目も多かったので、必要な情報だけ流し読みした。小節に分かれているので、必要な情報にたどり着きやすかった。

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

途中途中のマンガを読みつつ、必要な部分だけ拾い読み。


・通院の際の院内での支援は介護保険の適用外。
 行きと帰りの介助のみ。

・自宅のヘルパーサービスは、「高齢者本人と一緒に」が基本。あくまでも「自立支援」

・「世帯分離」で介護保険料が安くなるかも。
住まいを同じくしながらも、水道料金、電気代、食費を別々にしているとか、玄関が2つあるなどといった理由を強く主張すれば認められる場合もある。
ただ、2015年8月から、特養に入る際は、夫婦が世帯分離しても、2人の預貯金が2000万以上あれば助成制度(補足給付)が利用できないことになった。

・年末年始はヘルパー不足になる。独居の要介護高齢者は特に要注意。

・小規模多機能型居宅介護のデメリット
①基本料金は定額制であるから、サービスを使っても使わなくても費用が掛かる。
②基本料金の他に食費がかかる。1食300~600円。朝早くから一日利用すれば3食分かかる。
③宿泊料金も別。1泊3000円程度。
④小規模~の事業所に登録するとほかの事業所の介護保険サービス(訪問介護やデイサービス)を利用できなくなる。
*ただし訪問看護など一部のサービスは利用できる

・お金のかかる「成年後見制度」
「任意後見制度」…判断力があるうちに自分で選んだ人(代理人)に財産管理などを依頼するシステム。公証役場などで手続き。
「法定後見制度」…判断力が衰えてしまってから手続き開始。親族などの申し立てによって、家庭裁判所が後見人(親族、法律家、福祉の専門家など)を決め、財産管理を任せる


▶どちらも時間と経費(10万弱の費用)がかかる。
▶どちらも親族以外が選任されると、毎月その後見人に報酬を支払わなければならない。報酬額は本人の所得・資産状況によって家庭裁判所が決めることになっている。

東京家庭裁判所立川支部の例
成年後見人の基本報酬2万/月とし、
管理財産額が1000万~5000万の場合 3万~4万
としている。

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2022年11月27日

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