【感想・ネタバレ】昭和探偵4のレビュー

あらすじ

泣き笑いの風野節炸裂、令和に続く、昭和の謎。「戦後昭和」を喰い尽くした巨悪の正体とは?特番「昭和探偵2」が高視聴率を上げ、町でも人気の探偵・熱木地塩。最近つきまくりの雀荘仲間の留さんからの依頼は、新宿東南口にあった伝言板の書き主「ゆうこ」を捜すこと。しかし東南口はバラック街も消えて様変わりし、捜索の手がかりもない……そして、昭和を喰い物にした性悪老害の正体がついに明らかに? 昭和ノスタルジー&ミステリーの全4話「ふりかけご飯は貧乏飯? それとも贅沢飯?」結婚詐欺師がなにゆえ捜索依頼? 謎の鍵を握るのは○美屋のふりかけご飯。「4の字固めをかけてきた男のいまの技は?」プロレス技が得意なあのガキ大将が町に戻ってきた。戦々恐々の回転寿司店主。「その恋は駅の伝言板が育んだのか?」LINEも携帯もない時代昭和、駅の伝言板は恋人たち必須の恋愛ツールだった。「爺のストリーキングに主義主張はあったのか?」45年前、虎ノ門に出現した裸の老人たち。その背後にある驚くべき策略とは?

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Posted by ブクログ

昭和探偵シリーズ最終巻。結婚詐欺師に結婚詐欺師が言いより、結婚する微笑ましい?話や、爺たちのストーリーキングが壮大な話となっていく話。面白かった
このシリーズのまとめ評価(読む人の世代で面白味が違う本だろうけれど)
巨悪に関わる話は物足りなさがあったけれど、サラッと終わらせる方がこのシリーズに合っているのかな。自分も<雀のお宿>で話に加わりたかった

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2023年07月15日

Posted by ブクログ

風野真知雄『昭和探偵4』講談社文庫。

第4巻。書き下ろし。全4話収録の連作短編集。昭和の謎を解決する昭和探偵・熱木地塩。平成から令和と時代は移ろい、遥か遠くになりゆく昭和……

懐かしさはあるが、ただそれだけという感じ。可もなく不可もなくという平凡な作品。まだシリーズは続くようだ。

ふりかけ、プロレス全盛期、駅の伝言板、ストリーキングと昭和の時代を象徴するものをテーマに探偵の活躍が描かれる。

本体価格640円
★★★

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2019年06月20日

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