あらすじ
「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して"可愛い"がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出される――。
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Posted by ブクログ
1冊。
公園で遊ぶというより無駄話をしている様を読んだ。高校生達のやり取りがおかしくてとても面白かった。会話の"間"が旨く活かされていて上質なコントを観たような感じ。
主人公格の二人の関係に心が癒されました。最後の見開きイラスト素敵です。
未来がどうなるか分からないけどみんな幸せになって欲しいな。
タイトル通り
仲のいい友達と楽しい学生生活な雰囲気を楽しみたいあなたにピッタリな小説です。主人公とヒロインがイチャイチャという方向ではないです。
Posted by ブクログ
本当にタイトル通りの内容。これも一種のシチュエーションコメディかも。
バカ話して思い出話して冗談に冗談を重ねて、特別なことも奇妙なことも起きない。
ただそれだけの物語がこれほど面白いのは、ここに理想の友達関係や高校生活を見るからでしょうか。
サクサク楽しく読める
作者の前作、友達いらない同盟の会話劇が楽しくてこちらも購読しました。
予想通り会話劇がとても楽しくて声を出して笑ってしまった。しかもイヤな登場人物とか捻くれた主人公とか居ないので爽やか。続きが出る作品では無いのかもだけど、この後も続く皆の日常を読みたいと思った。
Posted by ブクログ
シンブルで変哲のないストーリーながら、短篇どうしが微妙につながっていたりと遊び心もあって面白かった。やり取りの中で登場人物同士の仲の良さが見えてくるのもいい。