感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年07月13日
今まで読んだコナリー作品でベストかもしれない。
二つの未解決事件を新人刑事と捜査し解決する。
修道女の死から一気に物語は収束に向かうが最終的にボッシュは処分を食らって追い出されることになる。
後味は悪いけどますます本シリーズを読みたくなった。
Posted by ブクログ 2021年03月08日
ボッシュ・シリーズ17作目、後半。
新人刑事ルシア・ソトと組んで、未解決事件の捜査に当たる。
向上心のあるソトを見込んで指導するボッシュ。
10年前に広場で狙撃され、その時の銃弾がもとで命を落とした男、という変わった事件でした。
一方、1993年の放火事件が意外な関わりを見せ始める。
ソトはその事...続きを読む件の生き残りだった…
最後は思わぬ展開で…
以下ネタバレです。
ボッシュが停職になるが、強盗殺人課の面々が尊敬を込めて彼を見送る。
ぐっとくるシーンでした。
Posted by ブクログ 2020年12月04日
シリーズものは続けて読もうかどうしようかよく迷ってしまう。
ボッシュ刑事は時間の経過とともに相応に歳を重ねている雰囲気が出ていているのがよい。
新人刑事とのコンビで、複数事件の解決に向かっていく。
が、最後にとんでもない結末が。
ボッシュ刑事がどうなるのかとても気になる。
続きを読まねば!!
Posted by ブクログ 2018年08月21日
下巻。話は快調に進み、ラストは盛り上がり、驚きの結末。面白さはミッキーハーラーものの方が上だけど、ハリーボッシュの人生に付き合っている中、本書の終盤はとても感慨深い。ミステリーとしての出来がイマイチの時(といっても面白いのだが)ほど、ボッシュの人生に転機が訪れている気がする。
Posted by ブクログ 2018年08月25日
ちょうどパートナーが年齢的な節目を迎えた今夏、ボッシュに重ね合わせて、いろいろ思うことがあった。
マディもどんどん大人になっていくし…。
ただ一度の人生、己の信念に基づいて生きていくことは、簡単であり、難しい。
事件そのものよりも、深く考える場面が多かった気がする。
Posted by ブクログ 2019年08月31日
若手の相棒ソトとハードワーカーをこなして2つの大きな未解決事件を解決に導いたもののコンプライアンスの問題で最後に停職にされてしまうボッシュ。無念の退場に現場のデカ達の温かい拍手を贈られる。胸が熱くなる最終場面。
Posted by ブクログ 2019年07月27日
新しいパートナー とり出された銃弾 過去の狙撃の真相 銃の発見 狙撃の依頼者は / 過去の放火事件 別の銀行強盗 互いの関連 真の犯人は 国境の街へ 犯人死亡 / 狙撃事件解決のための芝居 起訴せず/ 理不尽な解雇
Posted by ブクログ 2019年01月14日
ハリー・ボッシュ・シリーズ最新刊。相変わらず、とても現実味のあるLAPDを舞台とした話。このシリーズは全部面白いので全てお勧めだが、主人公がリアルタイムで年を取っていくため、できれば古い本から読むのをお勧めします。昔の話や昔の出来事がその後の話に出てきて、ハリー・ボッシュの警官人生をそのままなぞるこ...続きを読むとになるので。どの話も非常にクォリティが高いので、満足するのは間違いありません。この最新作はこれまでのベストではないと思いますが、充分に楽しめます。どんなジャンルでも良いので、小説の世界にどっぷりと浸かりたい人にはこのシリーズは超おすすめ。
Posted by ブクログ 2018年12月04日
(上巻より)
作中に出てきた、
刑事たちが出張先の食事や宿泊先を記してきたバイブルは実在するのだろうか。
いかにもありそうな話だけど。
そして、退職直前で停職処分になってしまったことも衝撃的だったけど
(話の展開がうまいと言うべきか)、
巻末特別エッセイで語られた、
著者のミステリー作家になった...続きを読むきっかけの経験も衝撃的だった。
Posted by ブクログ 2018年10月27日
シリーズ25周年だそうだ。もうそんなになるのか~。当初の暗い熱気や一時期の派手な展開はないが、警察小説として安定した面白さがある。新人の女性刑事が登場したせいもあってか、新鮮な気持ちで楽しめた。今回はボッシュのラブアフェアもなし(なくていいよといつも思う)。さて次作でのボッシュはまだバッジをつけてい...続きを読むるのか、気を持たせるラストだった。
Posted by ブクログ 2018年09月05日
ボッシュものの最新邦訳。ストーリーと展開は相変わらず巧みで、過去の2つの事件の捜査が絡み合いながら進んでいく中、警察署内の軋轢や政治との関わり等、初期の作品を思わせる雰囲気を感じて、何となく懐かしい気持ちでページをめくっていた。そして、感傷とも寂しさとも違う何とも言えない荒涼とした清々しさのある読後...続きを読む感、小説を読んでこんな感覚を覚えたのはずいぶんと久しぶりだ。
Posted by ブクログ 2018年07月06日
アクションや激しいシーンはないけれどヒリヒリとした空気、展開がしっかりと用意されていて飽きさせない。相棒のソトともどんどん息が合っていくのもいい。事件を追い真実を見つけ出すこと、そこへのプライド。そういうものが強く感じられる今作。後半はボッシュと娘のシーンがないのが残念。だけど今作のラストはなかなか...続きを読むグッとくる場面があって、次作への期待も高まる。
Posted by ブクログ 2019年01月11日
リアルな刑事小説って、こういう感じなんですかね?
派手なアクションも無く、有能なベテランが、有能な若手と組んで事件を解決する。多くの、刑事小説の場合、破天荒な刑事が登場したりするものですが、この作品では、登場しません。そこが、興味深いです。
さて、結末ですが、そう来たか・・・と。話は続くようです...続きを読むが、一体、どうなるのか?
Posted by ブクログ 2018年09月08日
ボッシュシリーズ17作目。定年間近のボッシュは女性刑事とコンビを組むことになる。脚光を浴びた相棒と注目される事件を担当し、例によって政治絡みの圧力に息苦しくなるボッシュ。そしてこれもお約束の、無関係に思えたふたつの事件が徐々にシンクロしてくる展開で読ませるが、なんだかなあ、謎解きよりも人間ドラマの方...続きを読むにウエイトが置かれているようで、ちょっと残念。
もちろん人間ドラマも謎解きも面白く読めるので問題はないのだけれど、ほのかなマンネリの香りを悲しく嗅ぐのは私だけかしら。このマンネリはどこかで嗅いだと思ったら、『リンカーン・ライム』だった。
そろそろ定年の潮時かもしれない。老成のボッシュも魅力的だが、毎回上層部の圧力を絡ませるくらいなら、いっそフリーになって捜査した方が自由度が上がってより面白いストーリーになると思うのだが。
Posted by ブクログ 2018年06月28日
生前、車綺子のメルセドを帯同し、治安改善を訴え市長選に勝利。州知事を目指すザイアスは彼の死を利用しようと事件解決をボッシュに強く迫る。一方相棒ソトが7歳で経験した未解決の火災についても捜査を進めると、2つの事件が関連し、衝撃の展開となる。シリーズ25周年記念特別エッセイを巻末収録。
すっきりしな...続きを読むい結末。その上で、この落ちですか?