【感想・ネタバレ】完全版 日本婦道記(上)のレビュー

あらすじ

戦中、戦後に渡り書き継がれた名作「日本婦道記」。直木賞辞退作としても知られる金字塔、その31篇を網羅した完全版、初の文庫化。武家の体面を保つために自らはつましい生活を送くる女。その死によって初めて明らかになるその生活を描いた『松の花』や『髪かざり』『風鈴』などの連作短編集。山本周五郎の作品の根幹を成すテーマである、「慎ましく生き、苦しみ、働く」という姿勢を貫く、傑作小説集。

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Posted by ブクログ

良妻賢母、夫唱婦随などという古い言葉が自ずと浮かんでくる短編集。主人公は女性の鑑とも呼ぶべき人々ばかりで説教臭さも感じるが、時代小説の都合良さがよく出ている王道的作品。

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2018年08月05日

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