あらすじ
小樽の高校に通う三冬は就職活動の真っ最中、だが今のところ全く内定が取れないでいる。いったい自分の何がいけないんだろうとふてくされながら歩いていた学校の帰り道にふと見つけたのは、つぶれそうな印刷屋さんの校正バイト募集の張り紙だった。就職試験の面接の意味も理解できないような三冬だったが、印刷所でのアルバイトを通じて、町の大人達とかかわっていくうちに、自分の役割や働く意味を少しずつ実感していく。
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Posted by ブクログ
北海道の高校生の遠藤三冬は就職活動真っ只中。しかし、目的もなく就職活動をするため、いつも振り出しに戻ってしまう。自分の何がいけないのか、ふてくされながら歩いていた帰り道、印刷屋の校正のアルバイト募集の貼り紙を見つける。就職試験の面接の意味も分からなかった三冬だったが、アルバイトを通じて、町の人と関わっていくうちに、自分の役割や働く意味を見出していく。
後半、三冬の成長を感じさせてくれます。
Posted by ブクログ
高校生の就職活動をメインとした話。
印刷屋さん、和菓子屋さん、学校の先生、そしてやがて就職先となるところで働いてる方、彼女をとりまく大人が温かいと思った。
Posted by ブクログ
女子高生の就活。
特にがんばってる子でもないので、案の定、世間は厳しいです。
悪い子ではないけれど、面接に遅刻したり、働く覚悟ができていなかったり、ちょっとダメダメな感じが漂っています。
やりたいことをみつけるのも、大事ですね。
主人公の「就職」への姿勢は全く評価できないけれど、中・高生が「就職」について考えるには、面白い一冊だと思います。
「働く」って、甘くはないのです。