【感想・ネタバレ】沖縄から愛をこめてのレビュー

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Posted by ブクログ

「西村京太郎」の長篇作品『沖縄から愛をこめて』を読みました。
『新装版 天使の傷痕』、『殺しの双曲線』、『新版 名探偵なんか怖くない』に続き、「西村京太郎」の作品です。

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フリーカメラマンの「木村敦」は、沖縄に貢献したとして藍綬褒章を受章した故「緒方秀郎」が「陸軍中野学校」出身であることに関心を抱く。
調査を進めると、太平洋戦争末期、陸軍中野学校出身の謀略の専門家42名が実際に沖縄に送り込まれていた。
彼らは沖縄で何をしていたのか? 
沖縄戦の実相を後世に伝える著者渾身作!
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2014年(平成26年)3月から9月に講談社発行の月刊小説誌『小説現代』に連載された作品です。

 ■第一章 陸軍中野学校
 ■第二章 北の人
 ■第三章 実験の島
 ■第四章 呼びかける
 ■第五章 多数と少数
 ■第六章 「本土決戦」論
 ■第七章 最後の言葉
 ■解説 山前譲

沖縄に関心を抱くフリーカメラマン「木村敦」は、沖縄の公共事業に貢献した功績により藍綬褒章を受章したという「緒方秀郎」の記事を見つけ、「陸軍中野学校」出身であることに強い興味を持つ… そして「緒方」が無償で公民館を建てた慶良間諸島のM島に向かった、、、

「緒方」や沖縄の戦争について訊いた「木村」は、沖縄戦について詳細に調べていく… 沖縄戦の前に陸軍中野学校の42名の諜報員が沖縄に入ったことを知った「木村」は、その目的を探る――。


主人公が太平洋戦争における沖縄戦に関する調査を行い、沖縄戦に関する見解や可能性、推論が語る展開が中心となっており、「西村京太郎」の作品の中では異色の長篇でしたね… 沖縄戦の勉強にはなったけど、ミステリ作品を期待して購入したので物足りなかったなー 結論も曖昧なままだし、消化不良でしたね。

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2024年01月04日

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