【感想・ネタバレ】サタノファニ(5)のレビュー

あらすじ

『エデンの檻』『DEATHTOPIA』の山田恵庸、最新作!生き残るために"殺人少女"たちがタッグを組んだ! ただの少女になる前にヤれ――!!昼と夜の人格の統合が進む中、男囚人たちとの殺人ゲーム、開始!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

アブノーマルなエロスの美学

山田恵庸氏による漫画作品『サタノファニ』は歴史上の凶悪犯たちの人格を憑依された少女たちの戦いを描いたヴァイオレンスアクション作品です。『サタノファニ』では毎巻濃密なエロス描写が描かれていますが、今回レビューする5巻もとても素晴らしかったです。ある日、羽黒刑務所に全国の刑務所で不良として認定された凶悪犯の男たちが移送されてきました。間久部所長はこの凶悪犯を触媒として主人公千歌たちの能力を引き出そうという目論見を持っていたのでした。そして間久部所長によって火蓋が切って落とされた凶悪犯vsメデューサたちの血戦。1時間経過して夜の人格が消えてしまえば男たちに凌辱されるのは必至。タイムリミットが近づく中、千歌たちはチームを組んで立ち向かうのでした。この巻で最も私がお気に入りのシーンは少女の一人である石動美依郡が元小学校教師のロリコンレイプ犯である芝原邦夫を誘惑し残酷に殺害するシーンです。芝原邦夫が鼻息を荒くして「小天使(ハイジ)」と囁きながら美依郡の胸をはだけさせると、美依郡が「うーんと痛くしてあげる」と言って邦夫の首を絞めるのでした。残酷さと妖艶さが入り混じっているシーンでとても素晴らしいと思いました。個人的には芝原邦夫の過去に犯した小学生女児へのレイプ事件のスピンオフ作品を見てみたいと思いました。残酷なエロス表現を堪能したい方におすすめです。

#深い #怖い #ダーク

0
2024年09月27日

「青年マンガ」ランキング