【感想・ネタバレ】戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇までのレビュー

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古代日本における対外戦争の歴史、というよりは戦争も含む外交史といった趣き。この時期に形成された対外認識が、近代日本における侵略戦争の思想的淵源となったとする叙述は興味深いものがあった。

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2020年09月01日

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日本古代史において、いかに朝鮮半島と関係があったかをつづった一冊。

現在の日本史では大陸と断絶してるように感じることが多いが、そうでないことがよくわかった。

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2019年12月16日

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ネタバレ

7世紀の東アジアでは、地域覇権国唐が、朝鮮半島において新羅を援け、高句麗と百済と対立する展開を見せていました。

ここに、かねてより百済と関係の深い倭国(日本)が、百済の救援要請にこたえる形で半島に出兵し、唐・新羅連合軍と一戦を交えることとなるのが、白村江の戦い(663年)です。

百済・倭連合軍は敗れ、中大兄皇子や藤原鎌足は倭国の中央集権国家としての求心力を強化することに尽力し、唐からの脅威に備えるため、各地に防衛施設を整備します。

この過程で、地方豪族の力が削がれ、中央権力が地方に行き届く律令国家成立の素地が作られたようです。これを最終的に完成させたのが、天武天皇です。

白村江の一戦は、日本が国家としての発展を加速するカタリストの役割を果たしています。島国である日本が大陸の情勢と無縁でなく、東アジアのダイナミズムの影響を受けていたことが良く分かる良書でした。

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2018年11月10日

Posted by ブクログ

白村江の戦いについて理解しないと
奈良時代以降の朝廷の外交が理解できない
裏の歴史にも興味あるが、まず中大兄皇子
非道・変態的な偏愛は捨て置いて、称制な
るイミテーションの意味を理解してみたい
本書ではわからないな・・・

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2018年10月08日

Posted by ブクログ

NHK「英雄たちの選択」で放送された「敗北!白村江の戦い なぜ巨大帝国に挑んだのか?」のネタ本。対外史を扱っていて、磐井の乱や丁未の乱のような列島内部の戦いは取り上げない。

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2017年07月23日

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