【感想・ネタバレ】宮沢賢治の食卓のレビュー

あらすじ

銀河鉄道の夜、風の又三郎などでおなじみ誰もが知っている宮沢賢治の作品と
ともに紡がれるエピソードを食べ物と共にお届けします。魚乃目三太の人情味
ある描写で描かれる伝記グルメ浪漫。

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Posted by ブクログ

魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 思い出食堂コミックス』少年画報社。

月刊誌の『ダ・ヴィンチ』で紹介されており、面白そうなので読んでみた。

宮沢賢治の農学校教師時代を描いた連作短編であり、いずれも感動的な短編だった。食をテーマにしているものの、宮沢賢治の何とも魅力的な人間味あふれる生き様を描写することに重点を置いているように感じた。

宮沢賢治を題材にした作品は幾つか読んだが、その中でも本作は極上の部類に属するのではなかろうか。鏑木蓮の小説に宮沢賢治を主人公にした『イーハトーブ探偵』があるが、この小説に匹敵するくらいの秀作だと思う。

また、本作は近々有料衛星放送で連続ドラマ化されるようだ。

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2017年06月07日

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