あらすじ
「世にも奇妙な物語」でドラマ化もされた『自分を信じた男2』他、計11本の短編を収録! コメディーあり、ちょっといい話あり、時代劇ありと、内容はバラエティーに富んでおります。石川雅之ワールドの原点がここに! カバーや本体表紙もきっちり収録!
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Posted by ブクログ
『もやしもん』で石川雅之さんを知った方には、ぜひ読んで欲しい1冊。
この作者は漫画が巧いことは皆さん先刻ご承知だろうけど、本作は特にその巧さを楽しめる。
また本作は短編集であるため、読むのに時間はかからない(いや本当に読んだら時間がかかる短編も1本あるのだが)。
絶対に、笑える話があるはずだ。
Posted by ブクログ
「もやしもん」石川雅之の短篇集。
もやしもんを読む前にこれに出会えたのは幸せだったと思います。
もう死ぬかと思うくらい笑いました。
一本目からもうダメでした。
もやしもんを読むか迷ってる人がいたら、まずコレを薦めたいです。
石川雅之ワールドにハマりましょう。
Posted by ブクログ
この作者の漫画は「もやしもん」しか読んだことがなかったので、こんな話も書けるんだなぁと思った。
小噺というかコントチックな短編集。
思いきって星5だけど気分としては星4.7ぐらい。
通して読むとそれぞれの話のテンションが違ったり、女性キャラき顔が同じだなとか気づくところはあるけど、面白いんだよ。
あと絵柄が好み。
俺もフランスを目指そうかな。
Posted by ブクログ
すごい地味だけど笑える。おかしすぎる。
これの前に読んだ「人斬り龍馬」とかすごいシリアスだったのに。
どんな頭の構造なんだろう。どっちも混ぜたのが「もやしもん」なのか。
好きな話。第1週め「彼女の告白」お、おとうさんおかあさんそりゃあ……。
第6週め「WILD BOYS BLUES」キラージョーにタナー兄弟。このギャップ。
Posted by ブクログ
小説でもショートショートは簡単そうに見えて実は難しい。
どの話もすっきり「落ちる」ので読後もスッキリ。
中途半端なモヤモヤ感がありません。
絵がシリアスなので暗い話かと思いきや隅々まで笑わせてくれます。
そして、生き物が相変わらず可愛いですねぇ♪
個人的には忍者の話がツボに嵌りました。。。
Posted by ブクログ
「もやしもん」の石川雅之の短編集。
一話一話完成度が高い。シュールなストーリーもとてもよかった。
あと、ツボがすごい。彼の想像力というか、妄想には毎回参っちゃうね。これはもちろん、いい意味で。
特に、第一週めは、本当にショックだったな。最初からツボが半端じゃない素晴らしい短編集です。
だが、「もやしもん」の世界しか知らない、あるいはそれを期待して読むとかなりキツイかも。
Posted by ブクログ
しっかりしたタッチの絵が好みである俺にしてみたら
この人の描く絵はかなりツボな訳です
そこでこの短編集
もやしもんが苦手な俺(ただ単純に細かいのがうようよしてるのが苦手)にとっては作者のストーリーテリングの巧みさに感服した次第
まるでよく練り上げられた落語を聴いているかのよう
Posted by ブクログ
この短編集はかなりおもしろい。今年読んだ中でダントツ一番かも。1話完結型の全11話収録なのだけれど、個人的には全くハズレがない。というか大当たりばかり(笑)。おもしろい短編を読みたい、1冊で満足できる作品を読みたい、そんな方にオススメな作品。
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例えば高橋留美子作品の中で何が一番好きかと問われた時、真っ先に「高橋留美子劇場」と答える。そんな人にオススメ(だって己がそうだから)
割とオチ読みやすいけど、気楽に笑って読める短編集。自分はすげえ好きだけど、票の分かれそうな本だなー、とは思う。
Posted by ブクログ
【彼女の告白】【仮面で踊ろう】【自分を信じた男2】【ただそれだけで】【趣味の時間】【WILD BOYS BLUES】【テレビショウ】【急げ隼丸】【フランスの国鳥】【よかったね】【バス停】収録。
漫画雑誌「モーニング」において、2002年35号、46号~2003年4・5合併号まで掲載された読み切り短編を収録。毎回毎回違った切り口ですし、テンポの良い会話劇や落とし方が秀逸です。伏線もしっかり張られており非常に洗練されている印象を受けます。
ベストは【彼女の告白】。予想の斜め上を行く展開の連続にど肝を抜かれます。シュールな読後感も良いです。
次点は伏線の妙技が光る【趣味の時間】と、殺し屋の過去と現在のギャップが面白い【WILD BOYS BLUES】。
【自分を信じた男2】は『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル』に放送されていましたね。『世にも奇妙な物語』が好きな人も楽しめる一冊ではないかなと思います。
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未レビュー消化。この短篇集を見ていて思ったのは石川先生は本当にオチがうまい。どの話もしっかり段階的にネタが進んでいってオチがストンとくるから思わずフッと吹き出してしまいます。趣味の時間の展開の持っていき方が好きです。
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『もやしもん』石川雅之の短編集。
ものすごい密度と云うか濃度と云うか。ぎっちり作り込まれたオチと線の緻密さに、短編集ながら読むのに相当エネルギー使いました。なんつうか、小説みたいな漫画?内容も大人っぽいもの多し。
全11作どれも好きだが、「第9週め フランスの国鳥」に『もやしもん』っぽさを感じて、ああ同じ人が描いているんだとなんとなく安堵。
あと、女性が腕・肩のストレッチをするポーズが本当に好きなんだなあとなんとなく納得。
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石川先生の短篇集。8割ギャグです
丁寧で誠実というか、昔からきっちり描かれてたんだなーと思いました
うなぎかわいいようなぎ!
タコの話がすごく好きです。なごむなあ
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む、ちょっと大人っぽいぞ、と思いながら読みました。
特に最後の3編がすばらしいです。
ああ、キラージョーもいいな。
....みんなせつなくて、いい話だなぁ。
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石川先生なめてました、ごめんなさい。
20ページそこそこの短編で、毎話毎話時代も視点もジャンルも構成も展開もオチもばらばらなのに必ずきちんと石川雅之イズムがある…すごいなあ。漫画の基本とか、「感動を生む」っていう基礎がぎゅっと詰まっていて、ある意味では教科書のようにすら感じました。でも石川先生ってもともと漫画好きな人じゃないって言うんだからなんていうか…怖いよなあ、ぞっとする。才能なんだろうなあ。細かい技がいっぱい効いてるんだよ。雑なオチだと思わせといて実は大オチのためのフリだったり、散々くどくどやっておいてオチがスカしだったり。
でも相変わらず楽しく描いてるのやらなんやら、そういう熱がまったく
伝わらない不思議な一冊でした。初期衝動が薄いって言うか、うーん。
あと題名がすごくいいですね。なるほど、週刊 石川雅之。
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全て読後感すっきりで、「あーおもしろかった」と本を閉じることができました。もやしもん以外の作品を読んだのは初めてだったのですが、もう短編は書いていらっしゃらないのでしょうか。もっとこのタイプの作品を読んでみたいなと思いました。
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いや、くだらない感じが面白い。個人的に趣味の合う方のシュールな笑いだったので。
もやしもん系のかわいい動物たちもちょこちょこっと出てくるので好きな人は読んでみたらいかがでしょうか?
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★5つでもいいかも。
ひとつひとつが完全に独立していて、でも、すごく練られてる!
おもしろい!
もやしもんが最高傑作!でも、こんなに引き出しがあるのならこの人、大化けかも。
今後大注目!
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短編集です。まったく違う題材で描かれた様々な風味の作品を楽しめます。所々にちりばめられた、思わず「ぷっ」と笑いを漏らしてしまうようなギャグも良いですが、最後のオチも巧いと思います。
Posted by ブクログ
「もやしもん」にはまって以来、気になっていた一冊をついに入手。
短編集ですが、いい。実にいい。
何がいいって、リアルさと漫画らしいフィクション、馬鹿ばかしさとホロっとくる温かさが同居している所が、読みきり短編で纏まっているのだ。
おばかさん好き〜にお勧めの一冊。
Posted by ブクログ
星新一、筒井康隆、眉村卓などのショートショートっぽくもある。
【彼女の告白】
【仮面で踊ろう】
【自分を信じた男2】
【ただそれだけで】
【趣味の時間】
【WILD BOYS BLUES】
【テレビショウ】
【急げ隼丸】
【フランスの国鳥】
【よかったね】
【バス停】
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石川さんは「もやしもん」から入ってるので、短編集ってどうだろう?とちょっと不安を残しつつ読み始めたけど、一本目で笑う。うまいっ! でも、さすがに短編11本なので、全てがこのテンションってワケにはいかなくて、面白い面白くない、つまり、好き嫌いが出てしまうのは、まあしょうがないってところでしょうか。"一般的"に言うなら、そこそこな”おたく”は笑いの対象だけど、”ホンキの(?)オタク"は引いてしまう・・・っていうか。そんな感じのそこそこからホンキまでの(どっちがどっちか知らんけど)短編11本。
Posted by ブクログ
もやしもん石川雅之の短編集
石川雅之って本当は時代劇者が描きたいんだろうか・・・
フェチ話もよかったが、フランスの国鳥(表紙)もよかった
あの人はやっぱりキャラクターを描く方がウケがいい