あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
かめじいさんからお月見の話をきいて、なまずのぽんたは興味しんしん。でも、池にはふしぎな言い伝えがあって……。さて、どうしたら無事にお月見ができるかな?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
暑い夏がすぎると、季節は秋、まんまるのお月様が一年で一番きれいに見える中秋の名月の季節ですね。
秋の夜空に浮かぶまんまるのお月様は、何回見てもあきないくらいとてもきれいなものです。お団子を用意して、すすきをかざって…今年のお月見は晴れるでしょうか?
さて、この絵本の中、丘の上にある「まんまるいけ」 にすむお魚たちはなんと、生まれてから一度もお月様もお日様も見たことがないらしいです。
何故なら「まんまるいけ」には「空気を吸うと死んでしまう。」という言い伝えがあるから…。
ある時「まんまるいけ」にすむ、なまずのぽんたは、外からやって来た亀のおじいさんに出会います。
亀のおじいさんは、ぽんたに「お月見」という素敵なイベントのことを話します。
おいしいお団子が食べられて、とてもきれいなお月様を見ることができる「お月見」に興味津々のぽんた。
「お月見やってみたいな、お団子食べたいな」 でも、お月様を見て「お月見」をするには、池から顔を出さなくてはいけません。
池から顔を出したら空気を吸ってしまう…そう「まんまるいけ」の言い伝えでは、空気を吸うと死んでしまうのです。
悩むぽんたに、亀のおじいさんは、ならば…と一つ知恵を授けました。
「空気を吸うのではなく、吐けばよい。」
亀のおじいさんに教えてもらった呼吸法を毎日一生懸命練習するぽんた、そんなぽんたを見て次第に「まんまるいけ」のみんなが「お月見」に向けて練習を始めます。
さて、ぽんたと「まんまるいけ」のみんなは無事に「お月見」ができるのでしょうか?
お団子につられて、一生懸命呼吸の練習をするぽんたと魚たちに、独特の絵もあいまって思わず、こちらも「すーはーすーはー。」と呼吸の練習してしまうかも?
読むとお月見がしたくなる、中秋の名月の季節に読んでいただきたい一冊です。
ペンネーム ネコヤナギ
Posted by ブクログ
もうすぐお月見の夜。
でもまんまるいけの魚たちは、言い伝えを信じて水面に顔を出すことを怖がっている。
だから、満月を見たことがない。でも、見てみたい!
そのために、練習。
すーはーすーはーすーはっはー♪
妙に頭に残るこのフレーズに、子どもたち大うけ。
言葉の選び方などが小学生向けという感じです。
お月見の時期を逃して見つけたけれど、いつか読み聞かせしてみたいな。
Posted by ブクログ
まんまるいけには、『さかなは、空気をすうと死んでしまう』と言い伝えがあって、この池の魚たちは、いままで一度も池から顔を出したことがありませんでした。
でも、ある秋の日、亀じいさんにお月見の話を聞いたなまずのぽんたは、ぼくもお月見がしたいな~と思います。
言い伝えを信じているぽんたですが、「空気を吸うのがダメなら、す~は~す~は~とやって、は~と吐いた時に、自ら顔を出せば良いのじゃ。」と亀じいさんに教えられ、満月までの七日間、毎晩呼吸の練習をすることになりました。
ぽんたは、一生懸命練習し、毎日練習しているうちに、だんだん仲間も増えてきました。
楽しそうに練習していましたが、ぽんたたちは無事お月見ができるかな?
みんな表情豊かで、はぁ~っと水面に顔を出すぽんたの表情が何とも言えません。
Posted by ブクログ
7歳4ヶ月の娘
4歳4ヶ月の息子に読み聞かせ
かめじいさんとの
やりとりがよい
お月様きれいよねえ
お月様の名称も書かれていてよい
月の満ち欠け好きにはたまらん