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Posted by ブクログ
地図で塗り分ける色は4色あれば十分である、という四色定理。この定理は長年証明されずに「四色問題」として扱われてきた。それを証明されるまでの歴史ストーリーが記された本。
数学の本であり、数式も結構出てくるが、歴史的側面も強い。私の印象は”数学読み物”的なジャンルに分類される。
様々な数学者がチャレンジしては失敗する、というストーリーを楽しめるなら面白い本だろう。私は「で、結局答えは?」が気になってしまい、それほど本の内容に入り込めなかったかな。
Posted by ブクログ
なんとか読み通すだけは読み通した。序盤戦は数学的な解説のロジックを追いながら読んだのだが、第二章の最後に放電法が出てきたあたりでギブアップ。トポロジーとかぜんぜん無理だし。
そもそも可約配置だけからなる不可避集合を見つけることがなぜ四色問題の証明になるかという大前提がよくわからん。四色で塗り分けられない地図が「存在しない」ことの証明って。。。可約配置は理解できるのだが、不可避集合がなんのことだかわかっていないのだろう。
計算機の支援でもってはじめて証明できた問題ということで、もともと1970年代の本であるものの今日的だよなあと思って手に取った記憶があるのだが、やはり手ごわかったです。