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Posted by ブクログ
この本を読めば日本のいわゆる近代文学の成り立ちというものが、一通り学べるでしょう。……というのは嘘。ただし、かかわった人物たちの苦悩やら想いやらは感じる。笑いあり涙あり、日本文学盛衰史ここにあり。個人的には啄木のメールの所で腹抱えて笑いました。文学史に詳しければ詳しいほど楽しめるでしょう。
Posted by ブクログ
明治文学にそれほど明るくない自分でも充分楽しめた。背伸びして、二葉亭四迷や国木田独歩を読んでみたくなった。 特に「WHO IS K ?」の章、夏目漱石『こころ』に登場するKは石川啄木であるとの作者の推論には、妙に納得させられた。