【感想・ネタバレ】日本文学盛衰史のレビュー

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Posted by ブクログ

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この本を読めば日本のいわゆる近代文学の成り立ちというものが、一通り学べるでしょう。……というのは嘘。ただし、かかわった人物たちの苦悩やら想いやらは感じる。笑いあり涙あり、日本文学盛衰史ここにあり。個人的には啄木のメールの所で腹抱えて笑いました。文学史に詳しければ詳しいほど楽しめるでしょう。

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2011年07月25日

Posted by ブクログ

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明治文学にそれほど明るくない自分でも充分楽しめた。背伸びして、二葉亭四迷や国木田独歩を読んでみたくなった。 特に「WHO IS K ?」の章、夏目漱石『こころ』に登場するKは石川啄木であるとの作者の推論には、妙に納得させられた。

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2015年02月27日

Posted by ブクログ

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まじめにフマジメに描く明治大正文学史。物語の時間軸が現代と錯綜しているのでメタ的に読まないと分からないところもあり、結構複雑かもしれない。「私小説」による「告白」が(自然主義の)代表的な表現形式ならば、この小説はどうなのか?とか考えてみると面白と思う。

しかし、僕達は「平成文学」を持ち得ているのだろうか?「ゼロ年代」など、10年間で廃れるようなしょーもない時代わけではなく、「平成」を代表するような文学はあるのか。平成元年世代の僕は村上春樹ではない気がするのだが。

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2013年05月14日

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