あらすじ
高瀬理亜は、美人で皆が憧れるクラスのリーダーだったが、取り巻きの一人だった小田嶋美優と衝突し、その座から転落した。そんな序列争いの激しいクラスで、平穏に過ごしていた徳岡しのぶ。しかし、彼女が所属している3人グループでも、微妙な人間関係の駆け引きがあって……!? 中高一貫の女子校を舞台に、多感な思春期の心の闇を炙りだす、衝撃のオムニバスシリーズ第3弾!
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リアル
女子ってやっぱりこわいなぁーと思ってしまう、、、、。スクールカーストやっぱりあるんだな
媚びたりせずに 無難に中間あたりで気の合ういい友達と平凡に暮らせたら一番いいな
匿名
3
中高一貫校である女子校の二年三組には高瀬理亜という女王がいた。
容姿端麗で周りをよく見ている理亜は取り巻きもいて一年間安泰だと思われていたが、パシリだった地味女子の小田嶋美優から下剋上されたことで女王の座を追われ美優がその座についた。
それにより取り巻きたちが右往左往している中、二年三組の片隅にいた徳岡しのぶは進級先のクラスで話せる女子が同じサッカー部とは言え粗野な物言いでちょっと苦手意識を感じている佳代だけなのを気にしていた。
しかしそこにサッカー好きのなつめが入ってきてくれたことで佳代と二人きりを免れたことに感謝していた。
ただ仲良くなってくにつれて佳代となつめのつながりが強くなっていき、いわゆる三人組の中のあぶれた状態に自分がなってきていることに気づいていたが…。
あぶれる側になるのはいやだけどあぶれる人を作る側に回るのもいやというのは良くわかる。
