あらすじ
隠れ家という名のフレンチ・レストラン「Cachette カシェット」。この店のキッチンで働くことになった滝沢葉月は、ある日、オーナーに呼ばれ、料理コンクールへの出場を打診される。戸惑う葉月に、山岸は「女性のシェフが活躍する世界をつくりたい!」という思いを語る。コンクール出場の決意を固めた葉月だが……。自身のルーツ、オリジナルとは何か? 次々に起こる難問に向き合い、葉月の「美味しい闘い」が始まる!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さらっと読めた。
この作者の料理に纏わる話はとても面白い。
コンクール出場のために試行錯誤している所が読んでいて楽しい。
職業人としての料理人の苦労が少し分かった気がする。
Posted by ブクログ
色々なパイ包み焼き等フランス料理が華やかで美味しそうで楽しい。二十六歳の葉月より三つ年下で立場は上の細川とのギクシャクした関係が徐々に良いチームワークになり、シェフの荒木の仕事に触れながら、料理は争うものじゃないという葉月の祖父の言葉は根底のままに真摯にコンクールと向き合い頑張る二人が心地好かった。
Posted by ブクログ
作者は料理研究家。レシピの紹介や料理の解説で何冊も本を出している。料理オタクと言ってもいい作者の小説に興味を持って読んだ。
題材も料理であって、街のレストランで働く主人公が、料理コンクールのために厨房で奮闘する。料理の言葉は専門的だが、地の文で解説があるのでついていける。
試行錯誤している様子にドキドキ。
ほかのキャラクターも背景が多く、そちらにも興味がある?
Posted by ブクログ
ごはんものが好きで借りた本。
登場する料理、作るシーンは美味しそうです♪
料理好きとしても気持ちの昂る描写ですが、主人公がシェフってこともあってちょっと本格的。
でてくる用語も本格的すぎて、ほほーぅと思う知らない言葉も多かったです。
物語としては、、 ちょっと盛り上がりにかけるかなぁ。。
おもしろいのはおもしろかったですが、うーん、それだけ?みたいな物足りなさ。
その後の職場での様子はもっと見て見たかったかも(笑)
Posted by ブクログ
2018/4/22
小説、としてはどうかな、と思うがさすが料理、レシピは、リアル(当たり前か)で、料理が好きならそれだけでOK 。
台所に立つと、なんかフライパンを使うだけで自分まで料理が上手くなった気になる。
Posted by ブクログ
隠れ家という名のフレンチ・レストラン『cachette』。
ある日、オーナーに呼ばれた滝沢葉月は、自分が高名な料理コンクールの一次予選に通過したことを知らされる。
もちろん、葉月は応募していない。
戸惑う葉月…。実は、葉月の祖父は、戦後はじめて世界的なフランス料理のコンクールで優勝した滝沢征爾だった。
オーナーは「女性のシェフが活躍する世界をつくりたい!」という熱い思いを語るが…。
んーーー。。。。。いまいち熱が伝わってこなかった。
Posted by ブクログ
若き女性料理人・滝沢葉月は、高名なフランス料理の
コンクールに出場することに。
「誰のために、何のために、あなたは創るのか」
という問いの先に向かって、葉月の戦いが始まる。
Posted by ブクログ
主人公の女の子がオーナーから料理コンクールに出場するよう言われ、同僚とシェフの3人で優勝を目指す、というストーリー。
話もよかったが、3人ともが人間的に素敵で、お互いをちゃんと見ているところが、いい雰囲気の職場だなと感じられ、うらやましかった。
Posted by ブクログ
料理コンクールに出場して、優勝すること。
街のレストランで働く料理人の葉月。
年下の先輩の細川。
才能溢れた料理人だった、葉月の祖父の弟子であるシェフの荒木。
オーナーの山岸の策略で、
フランス料理の料理コンクールに出場することになった葉月と細川。
あまり知ることのなかった生前の料理人の祖父について
誰かに美味しい料理を提供するということ
ごまかしも妥協も、一切を許さない真剣勝負。
著者の本は、大人ドロップ以来で、
それが微妙だったから敬遠していたけれど
料理人なのね、そして料理の小説!
フランス料理に無知なので、
登場人物たちが作っている料理を読んでも
美味しそうだな〜〜〜お腹減ったな〜〜〜〜〜
って、ならなかった残念。
あと料理の専門用語?カタカナ用語?が謎だった。
本戦で細川がスライサーで怪我しちゃうのが
ひいいいいってなった)^o^(
Posted by ブクログ
伝説のフランス料理人を祖父にもつ主人公は、とあるレストランで働くことになった。早速、女主人から言いつけられたことは「料理コンクール」への出場、そして優勝。
決して器用とは言えない主人公が成長する姿がたのもしいです。