【感想・ネタバレ】紙透トオルの汚れなき世界のレビュー

あらすじ

「ちょっと世界を滅ぼしに行ってくる」そういってヒートテッ……いや魔装服に身を包んだ兄を送り出して数時間後。俺、里谷リトは奇妙な少女と出会う。少女の名は紙透トオル。差別と偏見に満ちたこの世界を作り替えようとしている少女だ。そんなバカなと笑う俺に、彼女はその『奇源』と呼ばれる超能力を見せてくれた。俺は彼女の願いを叶えてあげたいのか、それともいったいどうしたら……!?

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Posted by ブクログ

第4回ラノベ文庫新人賞大賞受賞作品。大賞らしい、と言ってしまってはあれだけれど、堅実な構成と文章で多少の読みにくさはあるものの、不安なく読むことができました。ただ、この一巻で作品として一応締めるかと思いきやそういうことではなく、いくつかの伏線は次巻『曽々木小夜子の蘇る世界』で回収されるようです。流石講談社汚い。作品としてはセカイ系、に分類されると思います。しかしタイトルのトオルより小夜子の方がキャラ立ってないですか大丈夫ですか、次巻は待っていいんですかね……。

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2015年10月26日

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