【感想・ネタバレ】銃夢火星戦記（５）のレビュー

木城ゆきと

世界14ヵ国で刊行されハリウッド映画化も絶賛進行中!世界が魅了されたSF漫画の最新シリーズ第5巻!火星の極悪人･ムスターが味わった極限の苦痛、恥辱、裏切り…!｢悪とは何か?｣ひとりの男が壮絶なる半生の末に辿り着いた答えがここに!銃夢サーガの最終章、過去と未来の2つの物語が重なるとき、全ての謎が明らかになる!

[ブクログ · ★★★★☆]

ムスター過去編。ささやかな野心と根拠のない希望と淡い恋心を持つ普通の純朴な青年が、悪の伝道師ムスターに生まれ変わるまでの裏切りと絶望の記憶。

そして、舞台は陽子とエーリカの時代へ。
陽子の出生に関わる秘密がちらり。その事実を陽子、あるいはガリィはいつ知ることになるのか。そして、人でないものから生まれたヒトという存在は、人といえる存在なのか。何を以て人という存在を証明するのか、という命題が発生するのかな？

プリンが全て！では解明できないッすよ、これ。どうします教授？