【感想・ネタバレ】「学校」をつくり直すのレビュー

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Posted by ブクログ 2021年04月07日

学校の当たり前を無条件に受け入れて、「みんなで同じことを同じペースで学ぶこと」の危うさが述べられている。

だけど、必ずしも学校の当たり前やみんな同じが間違っている訳でもない。

だからこそ、それぞれがまずは知りよく検討して正解なき答えを模索することが大切なんだと思う。

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Posted by ブクログ 2021年01月29日

毎週聞いているラジオ番組でゲスト出演していた苫野先生のお話を聞き、感銘して購入した一冊。現行の「みんな一緒」型の教育が様々な問題を引き起こし始めていることを指摘し、教育の「個別化・共同化・プロジェクト化」の融合を提案した書。教育の本質から問う哲学的な態度は案外この手の本には多くなく、相当学びを得られ...続きを読むたし、希望が持てた本だった。

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Posted by ブクログ 2021年01月04日

教育のやり方ではなく、在り方が書かれている。これからの教育の在り方を問い直し続けるために、定期的に読み直したい。

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Posted by ブクログ 2020年12月02日

教育改革の必要性と方向性について具体的に知ることができる本。大変素晴らしい内容でした。今の教育課題を把握し、解決を図りたいという思いを新たにしました。この本の中で挙げられていた関連書も読みたい。

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Posted by ブクログ 2020年02月14日

「より良い」教育とは何か、その問いを投げかける著書。その考えの中核はこれまでにも述べてこられましたが、今回はそれを更に世間に広めるためのガイドライン的な位置づけの書籍と言えます。

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Posted by ブクログ 2019年12月31日

30年後の教育の在り方を提言された「教育の力」より5年。さらに具体的でパワーアップされた近未来教育への提言。「みんなで同じことを同じようなやり方で同じペースで」という現在の教育の在り方を、「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」に改革していく。そのためには、子どもや教員を「信頼し任せ支えること...続きを読む
大きな教育システムを変えないと難しいと思うのだが、できるところからできる人から始めてほしいと筆者は言う。

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Posted by ブクログ 2019年08月31日

本当に思う。
今のままでいいのだろうか。
小学校教諭をやって7年、日々の業務に揉まれながら感じた違和感。この本に出会って少し光が見えた。
スタンダードの横行。個別最適化とは真逆の流れ。
学校に来れないこの学習。
何をしても悲観しかできない保護者。
教育者として何を目指していけばいいのかわからなくなっ...続きを読むてきた今日この頃。目指すべきは自由を獲得し、自分なりの幸福を追求することができる探求者の育成。その支援者としての役割。
150年間の歴史は捨て去るのではなく、新しく変革していかなければならない。
しかし一教員に何ができる?実際の現場でどう変えていく?いずれにしてもまだまだ自分の力が足りないな。

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Posted by ブクログ 2019年05月09日

筆者の本に度々現われる「本質」「対話」
この言葉に出会う度に、その重みを知る。

私たちは言葉を大切に、言葉を紡いでいくことで、より自由に生きることができるようになるんだ。

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Posted by ブクログ 2019年04月11日

共感につぐ共感。
ぼくも勉強は嫌いだけど学ぶことは好き。そしてそのことを誇りに思ってる。
学ぶことはおもしろいということに気づけるきっかけ作りをしたい。

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Posted by ブクログ 2019年03月24日

教員自身が学び、実践する。交流し、刺激し合う。そしてワクワクする。そんな学校が日本で広がってほしい。

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Posted by ブクログ 2021年06月18日

■ひとことで言うと?
 子どもたちの「探求する力」を伸ばす学校をつくる

■キーポイント
 ・画一的な学習スタイルからの脱却
  →スタンダード化は「自分で考える力」を奪う
 ・「探求する力」の育成
  →自分なりに問いを立て、自分なりの方法で、自分なりの答えにたどり着く力
   →子どもたちの学び...続きを読むたい欲求を活かす
   →教師は探求をサポートする「共同探究者」「探究支援者」
 ・探究型教育
  →学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合を核とする
  →探究の方法論
   →1.テーマ:探求するテーマを決める
   →2.問い:解決したい問いを立てる
   →3.方法:問いの解決方法を検討し実践する
   →4.発表:成果を発表する
    →1 - 4を行きつ戻りつしながらすすめる
  →学び≒遊びに思いっきり浸る
 ・より「よい」教育の実現に向けて
  →学びの再ネットワーク化
   →さまざまな教育機会をつなぐ仕組みをつくる
  →安心安全な空間づくり
   →「自由の相互承認」の感度が育まれる場をつくる
  →教師支援の拡充
   →行政・地域・個人として、教師の活動をサポートする

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Posted by ブクログ 2021年02月16日

教育の力を読んでいたので、基本的な部分はおさえつつ、時代の変遷によりさらなる議論が追加されている。

プロジェクトの三類系は見直しを行うのに参考になる。課題解決型、知的発見型、創造型。

低次の忍耐力ではなく、自分が探究したいことのために粘り強く探究する能動的忍耐力が必要。この議論はとても重要。やら...続きを読むされやただの理不尽を押し付ける意見に対して、目的を見た上で議論することができる。

また、義務教育学校では指導要領の何学年で何を学ぶかの規定が緩いというのは知らなかった。小中学園構想で行うのと、義務教育学校として行うことでは、進め方がかわりそうだ。

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Posted by ブクログ 2020年12月28日

教職,教職志望者,教員養成に関わる大学教員にお勧め。
当たり前(みんなと同じ内容を同じペースで同じくらいできるようになる)が当たり前なのか,当たり前でないならどうするのか考えて実行することでしか「変わらない」と説く。

いろいろな大人の事情はある。制度運用者は制度が悲鳴を上げなければ変えようとは思わ...続きを読むない。であるならば,現場に一番近い者が信念を持って主張し実行していくしかない。それをする価値があると思うならば。

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Posted by ブクログ 2020年04月13日

一言で言うと、一斉画一授業改革の提案である。これまで教育改革が何度も行われてきたものの、ずっと課題が山積してきたのは、エビデンスに「哲学」が加わらなかったからだとしている。そもそも、子どもはもとより学ぼうとしている存在であると言う教育観のもと、これからの教育は行われなければならないことやさらには探究...続きを読む的な学習(探求プロジェクト)を学校教育の中心に今よりさらに位置付けていくことで、子どもたちはより能動的に学んでいくとの主張がわかりやすく書かれていた。

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Posted by ブクログ 2019年06月22日

 今の学校の問題点はどこにあるのか?
 現場で,同時に起こるたくさんのできごと(それは教育研究も不登校対策もいじめ対策も…)にいちいち対応することで,教師は多忙になり,精神的にしんどくなり,そしてそれだけしてがんばっても,子どもたちにとっては決していい環境とはいえない学級でしかできない空しさ。
 著...続きを読む者は,それらの事柄はシステムにあると言います。

今学校が抱えている問題の本質は,一人ひとりの先生や個々の学校にあるというより,むしろもっと構造的なこと,つまりシステムにこそあるのです。ー中略ー一見,別々に見えるこれらの問題も,その根っこはすべてつながっています。だから,個々の問題状況にだけ目を向けても,抜本的な解決策を見出すことはできません。根っこの問題,教育のシステムそれ自体の問題を解決しなければならないのです。(4ぺ)

 さて,具体的な学校の問題の指摘についても,けっこううなづきながら読めます。
「落ちこぼれ」については,

多くの人は「落ちこぼれ」は,その子の理解力が低いから生まれるものだと思っているのではないかと思います。でも,実は,これはシステムによって構造的に引き起こされている側面が非常に大きいのです。/考えてみれば当然のことです。みんなで同じことを,同じペースで勉強していれば,一度つまづくと,そのまま取り残されるということがどうしても起こってしまうからです。(19ぺ)

一方その反対の「吹きこぼれ」については,

すでに分かっていることを,何度もくり返し勉強させられることで,勉強がいやになってしまう子どもたちのことです。-中略ー今日の「めあて」をみんなで一斉に唱和するのに始まって,教科書の決められたページをみんなで繰り返し読んだり,すでに分かっていることを一方的に教えられたり。四五分もの間,なぜみんなと同じことをやり続けなければならないのか。そう思っている子どもたちはたくさんいます。(23ぺ)

 これらの問題は,いずれも,150年来続いている「みんなで,同じことを,同じペースで,同じようなやり方で」やってきたから起きることだといいます。だから,その根本を変えないと,こういう子どもたちはドンドンできるわけです。そして,子どもたちに「同じことを」もとめる教師たちの指導もまた,当然のように「同じことを」求められるられます。それが昨今のスタンダードと言われるものです。
 このような学校現場に浸透するスタンダード化については,次のような例を挙げて批判しています。

マリア・モンテッソーリは,すでに二〇世紀初頭にこんなことを言っています。子どもたちを,大人が決めた規律で縛りつけること,管理し統率すること,それは,子どもたちを規律正しくしているように見えて,実は命令されたことしかできない「無力」な存在にしてしまっているだけなのだ,と(25ぺ)
教育学の多くの研究が明らかにしているのは,過度のマニュアル化,スタンダード化は,かえって教師の力,そして子どもたちの力を著しく奪ってしまうと言うことです。ー中略-教師にとっても子どもにとっても,成長のために必要なのは,言われたことを言われたとおりにさせられることではなく,自分の頭でしっかり考え,試行錯誤し,たっぷり失敗し,その失敗から学んでいく経験であるはずです。(56ぺ)

 このように,画一的な指導法がまかり通っている今の教育界は,だからこそ,もう先が見えている(限界が来ている)とも言えます。画一的にすればするほど,自分の頭で考える教師はいなくなり,自分の頭で考える子どもたちもいなくなる。それは,同時に,教育というものを放棄したような現場だけが残るという荒廃した未来しか見えません。これでは,日本だって立ちゆかないし,それこそグローバルなんてことに対応できないでしょう。
 われわれはだから原点に戻る必要があります。モッテッソーリに…です。
 
「信頼して,任せて,支える」。これは一つの教育の秘訣です。いや,秘訣なんて大層なものではなく,本来は教育の基本中の基本です。でも,わたしたちは時にこの基本を忘れてしまいます。「信頼して,任せて,支える」ことは,ある意味とても怖いことだからです。/でもやっぱり,それこそが教育というものの本当は基本であるはずなのです。(216ぺ)

 窮屈な教育界を脱却するには,教育の基本にもどれば良いのです。なんだ,それならできそうだとは思えませんか? ただ,それをやろうとすると,「きちんとさせろ」「指導しろ」「見映えを良く」…という同調圧力を感じるかもしれません。でも,そこで負けていてはいけない。やはり,基本は基本。大切にしていきたいものです。

子どもたちの姿こそ,実践者にとっては最大の説得力なのだと思います。(223ぺ)

 子どもの方を向く教師でありたい。これもまた教育の原点であるはずです。
 著者は,自信が考えるある程度理想的な学校として,幼小中「混在」校,「軽井沢風越学園」という学校の設立準備をしているそうです。2020年に長野県軽井沢で開講予定だとか。どんな学校ができるのか注目していきたいです。

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Posted by ブクログ 2019年05月12日

<目次>
はじめに
第1章  何が問題の本質なのか?
第2章  先生もつらい
第3章  学校をこう変える①~「探究」をカリキュラムの中核に
第4章  学校をこう変える②~「ゆるやかな協同性」に支えられた「個」の学び
第5章  私たちに何ができるか?

<内容>
隔靴掻痒な感じの本。「わかっているが、...続きを読むそれができるのか?」。学校現場にいると、問題点はわかり、変えていきたいが、日々の活動の中になかなか落とし込めない。毎日どんどん進んでいくし、こうしたことに気づかない(気づかないふりをしている)同僚を口説く労力も浮かばないし…。理論はわかっているが、実践の効果が数年後だろう、という感じがまた行動を遅らせる原因。教育の難しさですね。

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