あらすじ
仕事もプライベートも、大切なのはたったの“20%”
8年間にわたってH&Mジャパンの代表を務め、
数々の日本女性のキャリアを後押ししてきた著者による
チャレンジを楽しむための秘密。
著者のクリスティン・エドマンさんは、
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、
日本で育ちました。
2007年からのアジア進出に伴い、
H&Mジャパンの立ち上げから2016年まで
代表取締役を務めています。
「将来は専業主婦になる」と思って育ち、
最初は今のようなキャリアを築くことになるとは
全く思っていなかったようです。
著者に初めて会ったのは、
H&Mを退任された直後でした。
20代~40代の女性たちが集まる会の中で、
2児の母でもありながら、
自分の夢を諦めずに働くためにどのような工夫をしているか。
また、そうした考えを社内でどうやって浸透させたか
というような話をされていました。
評価基準としての「NEXT ME」、
“20:80”の考え方、
失敗に対する捉え方、
企業文化の見極め方、
「What vs How思考」、
リーダーの責任としてのワークライフバランス……。
H&Mの本社がある
スウェーデン流の考え方や発想が非常に面白く、
もっと多くの人に伝えたいと思って作ったのが本書です。
巻末には、著者の夫で早稲田大学商学部准教授のジェスパー・エドマン氏に、
日本の女性が働く環境や家庭内での家事分担についてインタビューも収録しました。
自分の可能性を信じ、家庭や仕事のバランスを掴むためのヒントが詰まっています。
(編集者より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【働き方を考えるすべての方にオススメ】
クリスティン・エドマンという一人の女性の、
人生の転機における働き方の変化についてつづられています。
女性は、令和の時代においても、
結婚、出産などのライフイベントにおいて
Posted by ブクログ
読みやすい本だった。
ちょうどいま、キャリアと家庭の両立はスーパーウーマンでないとできないとか、早く結婚したのは失敗だったかなとか、将来のことを考えては自信をなくしてやる気も失っていたときだったので、元気をもらえた。
仕事と家庭をうまく一体にするという、私の考えていることは間違ってなくて、みんなと違っていても自信と責任をもって貫くことが大切だと思った。
将来像を具体的に言語化しておき、半年ごとに見直す習慣は取り入れようと思った。
2割の大切な事柄を優先して、8割の完成度を目指すこと、肝に命じたい。達成感ほしさについつい重要ではない残りの8割から手を付けてしまうことは日々自覚しているけど相当な努力無しにはやめられない。