あらすじ
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子どもは、しらないことばかりです。
だからしらなくても、すこしもはずかしいとはおもいませんが、
大人になると、しらないことが、はずかしいことになるのです。
ですから、しったかぶりをしたり、てきとうなことをいってごまかしたり…。
ある日、「てんしきはあるか?」と医者にたずねられた和尚。
一体何のことやら、さっぱり分からない。
それでも和尚は「ありません」と答え……
思わず知っているふりをしてしまった和尚に、いたずら好きな小坊主がとった行動とは?
知ったかぶりから生まれる悲劇の喜劇。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
買いました。
私が落語研究会に所属していたときに、よく演じていた落語なので、思い入れがあります。
4歳の息子は爆笑していました。「おなら」とか下ネタは鉄板ネタですね。
オチはどの落語にもない、川端誠さんオリジナル(といっても小噺のオチではある)です。
背表紙がの鎌「へ」に見えるのは、意図的なのかどうかが気になります。
Posted by ブクログ
中学生に読み聞かせしました。
読む前に「聞いているとオチがわかると」と言ったので、読み終わったあと先生が生徒たちに聞いてくれてオチがわかってもらえてたのでホッとしました。
Posted by ブクログ
前にNHKの落語絵本の番組で知って、読みきかせに使いたいと思っていた本。
高学年の読み聞かせにしました。
『てんしき』の正体がわかった次のページ、知ったかぶりをしていた大人たちの行動の面白さに子どもたちから笑いが起きた。
まるでアンジャッシュのコントのような面白さ。
Posted by ブクログ
5歳7ヶ月
おならだから、そりゃ喜んだ。
何度か読んで理解して
みんなのしったかぶりや
和尚さんをだます様子が面白かったようす。
更に何度も読んだ。
Posted by ブクログ
オチを見てなるほど、となりました。
知ったかぶりをする和尚さん。知らないことは若い時に知っておけたらいいですが、そうもいきませんね。
○小学校低~
Posted by ブクログ
☆2022年秋 5年生 読み聞かせ☆
前半はしーんとしていてやりにくさを感じたのだが、「てんしき」が何かがわかった後半からは、忍び笑いも聞かれるようになり、おたがいに楽しめるようになってきた。(←これは話の組み立て上しかたない展開なのかもしれない・・)
最後のオチがどのくらい伝わるか?と思っていたが、読み終わってすぐ「あーーぁ」と納得の声をもらす児童が数名出て、そのあともじわじわとわかってきたようでこちらもおもしろかった。「わかる」とおもしろい!という落語が楽しめるのは高学年ならではだなあと、当方も発見があった。