あらすじ
とある理由で東京から田舎に引っ越してきた営業マン・一颯。
周りの住民とも関係良好、田舎生活を満喫できると思っていたら、近所に住む修平に尻フェチAVで抜いているところを見られてしまう!
そんな一颯をあっけらかんと受け入れる修平が実はゲイだという秘密を知り、本当の自分を抑え込む健気な姿とエロいケツに欲情した一颯はノンケにもかかわらず、修平を抱いてみたいと思ってしまい――!?
東京からやってきたスパダリな彼は風俗狂いの尻フェチクズ野郎!?
ノンケ営業マン×田舎ッ子大学生の心と尻がほぐれるハートフルラブストーリー★
★単行本カバー下画像収録★
【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
上司とのトラブルから逃げるべく、田舎町に転勤してきた銀行マン・大関一颯(かずさ)。そこで八重歯がかわいい男子大学生・修平に出会います。人懐っこくて顔が好み(お気に入りの風俗嬢に似ている……)な修平を気に入った一颯は、田植えを手伝うなどして家族ぐるみで修平と仲良くなっていきます。順風満帆に田舎暮らしが始まったかと思いきや、尻スパンキングAVで抜いているところを修平に見られてしまい……。
小さな田舎町でゲイである自分を押し殺してきた修平。そんな彼にとって東京からやってきた少し年上で優しいイケメン・一颯はまさに「トーキョースーパーダーリン」でした。しかし、実際の一颯は「男に興味はねーけど修平ならだける気がする」(P75)と不埒な気持ちで修平に手を出すまあまあクズな部分も併せ持つ、良くも悪くも普通の男。初めて男性に抱かれて浮かれる修平の様子に不安がよぎりますが、その純度100%の健気さに一颯もほだされて、恋心が芽生え始めます。体から始まって、いつしか心も結ばれる――そんな王道展開が丁寧に、かつ生っぽい男子らしさを持って描かれているので、実際の恋愛を覗いているかのようなドキドキ感が味わえます!
2人が育む爽やかな恋の過程はもちろんのこと、その舞台となる田舎町の風情も本作の魅力。都会を舞台にしたスタイリッシュなラブストーリーも素敵ですが、佐岸左岸先生の『春と夏となっちゃんと秋と冬と僕』(ふゅーじょんぷろだくと)や志水ゆき先生の『花鳥風月』(新書館)など、素朴でピュアな田舎BLの世界も覗いてみてください!
感情タグBEST3
東京のエリートだったよ…
BLはファンタジー、それを存分に楽しめる1冊。
本当は一人っ子長男には子どもをのこす圧が重くかかるだろうし、他所から来た人間をお客さんとしてならともかく、そうそう簡単には受け容れないのが田舎。
でもファンタジーならアリアリのアリ!
そして修平が一颯を「東京のエリートだったよ…」と頬を染めながら言うところで大爆笑した!
Posted by ブクログ
ノンケのはずの攻めが受けの可愛さや健気さに好意を募らせるのはお約束としても、最終的に劣情を抱くのそこか!ってのがちょっと新鮮だった。健気さの奥にある行き場のない劣情に対して欲情して一線越える構図、視覚的物理的に扇情的な姿態を目にしてのそれ以上に説得力あった。東京にいた頃結構遊んでた気配なのに田舎来てちゃんと好きな相手が出来たら大事にしたいって口で言うだけじゃなくちゃんと行動で示せるところ攻めがイケメン。いやしかし人手はともかく跡継ぎ問題は解消しないよねというのが気になりつつ、お幸せに。
軽っ
とくにおセンチなものを望んでた訳ではないけど、絵柄もかわいかったんだけど、内容かな?攻めも軽い。受けも性欲に勝てない若人なのかもしれないけど、軽い。軽いものが読みたい人には良いかも。
一颯って微妙ではないだろうか
受けの天真爛漫の影に、実は大きな悩みがあったのねー🤭と。田舎の噂の回るのが早いのはちょっとゾッとしたけど、受け入れてくれるのもすっごい早すぎなのでは?😅攻めの一颯がイマイチ好きになれないのは何故だろう。卒なくスマートで、なんかいけすかないわ。上手く言えないけど本当スーパーダーリンといったところね。カッコ良さはないけど。
Posted by ブクログ
東京から田舎へやって来た尻フェチの会社員×農家の1人息子。跡取り問題の解決方法は、んなバカな!!って感じだけど、チャラそうなのにかなりスパダリ力を発揮
田舎だと近所付き合いがあるし、ゲイとバレると一気に広まって変な目で見られるし、悩んでる気持ち考えたら辛くなった。
最初、攻めは受けに一応許可貰ってしてるけど、半ば強引で、受けは初めてなのに中だ○までされて可哀想。受けも、えちしてみたかったからやった感。えちしてから攻めを好きになったのに攻めの事が好きだから、えちしたみたいに言ってて、ん~って感じ。
攻めがみんなの前で堂々としてるのは、かっこ良かったけど、みんながいるのに外でするのはどうなの?外でするのが嫌いだから、それがなければ、まだ良かった。基本ゴムなしでしてるよね、この二人。