あらすじ
兄に連れられ初めて訪れた国王主催の舞踏会。引っ込み思案のアリスは緊張から具合が悪くなり、一人で休んでいた。たちの悪い男たちに絡まれていたところを救ってくれたのは、美貌の青年貴族。名前も告げずに去っていったその青年の手がかりは、アリスの肩にそっとかけてくれたマントの「フリデリック」の刺繍だけ。ところがその２日後、アリスは日ごろから足しげく通う教会のチャリティー活動の場で、その青年と再会する。神父からフリデリックが国王の甥の公爵であることを告げられて極度に緊張したアリスは、よりにもよってフリデリックに「好きです」と口走ってしまうのだった。そしてそれを真に受けたのか、フリデリックからは「結婚を前提に付き合ってほしい」と言われて……。
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一目惚れ？
タイトルにある一目惚れは、出会いのシーンではあまり感じられなかったかな。それより、2度目の出会いの、孤児院でヒロインが子供達と触れ合っているシーンのほうが、ヒーローがヒロインに惹かれていった理由だと思う。お話は短いけど、2人がお互いに距離を近づけていく様子が良かった。個人的に、よく気を失うヒロインはあまり好きではないので、星マイナス1で。
レーベルらしい甘さ
内気なヒロインが夜会で襲われそうなところをヒーローに助けられ、その数日後に協会のバザーで再会し結ばれるストーリー。
ヒロインがかなりの内気でよく気を失うのですが、そんなので大丈夫？と心配になりましたが、大人なヒーローがよい保護者のように見えました。このレーベルらしく特に大きな事件もなく大事にされて終わりました。大人なヒーローの割には一度体を繋げると我慢が出来ないようで少し人間味を感じました。
