【感想・ネタバレ】マリアの棲む家のレビュー

あらすじ

「異常密度の地獄絵巻が読者に襲い来る超展開ホラー!こ、これは…俺に映画化させろぉお!」白石晃士(ホラー映画監督)

五年前、突如として姿を消した少女・マリア。しかし、彼女は確実に、その家に居る……。
不条理ギャグの巨匠・鮪オーケストラが名を新たに贈る、ド直球のホラーコミック!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

好みのホラー漫画に会えると嬉しい。
しかも作者初のホラー作品だという。

ずっとギャグ漫画を描いていたとあり、絵柄はギャグ寄り…と思いきや後半の真理愛の精神世界に入ってからの描き込み量は凄い。
前半とのギャップで、真理愛の存在に近付くほど自分が何処にいるのかわからなくなるような不安定さと不気味さを感じる。
そして画面の作り方が映画っぽい。一冊を通して心地よく世界観に浸れるのは、ホラー映像作品を沢山鑑賞されているからなのでは?と思って勝手に嬉しくなった。

最後、遥香とアカリは現実世界に戻ることができたが真理愛が救われたわけではないと思っている。
父親までもがあの家に囚われたのだとしたら…。永遠の地獄が待っている気がして恐ろしくなった。

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2021年01月30日

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