【感想・ネタバレ】オルメードの騎士のレビュー

あらすじ

セルバンテスとともに黄金世紀スペインの頂点に燦然と輝く不世出の劇作家ロペ・デ・ベガ(1562-1635)。新しい演劇「コメディア」を創出した「才知の不死鳥」は、生涯に2200編の作品を残した。本作は中でも屈指の名作。オルメードの騎士ドン・アロンソとドニャ・イネースとの悲恋の物語は、不気味で妖しい美しさをたたえる。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

忘恩という悪徳は、高貴な血すじには無縁であり、つねに下賤の輩に宿るもの。要するに、恩を仇で返すということは、人間のありとある卑劣な行為の中でも、その最たるものなのだ。

0
2026年02月21日

Posted by ブクログ

スペインの劇作家ロペ・デ・ベガの代表作。
1日1作のペースで作品を生み出していたらしい。

16世紀に実際に起きた殺人事件の民謡をもとにした戯曲。オルメードの騎士ドン・アロンソが、メディーナの娘ドニャ・イネースに恋をし、魔女ファビアや従僕テーリョの助けを借りながら恋文のやり取りする(ちなみに表紙の、窓辺で手紙を読む女はフェルメールの作品)。めでたく結ばれそうな雰囲気も途中感じながらも、悲恋の結末に向かっていく。
そもそもあらすじに悲恋と書いているから結末はわかっているし、民謡をもとにしたということで当時の人たちも結末わかってはいるけれど、それでも人気だったのはロペの技量と解説で詳しく書かれていた。

戯曲って人の感情がわかりやすいから読みやすいなと感じた。

0
2026年08月21日

「小説」ランキング